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沢庵和尚の円相図
質問内容
回答内容
①『仏教を歩く No.23』では「沢庵ゆかりの旅」の中で、「名僧の遺産 円相(東海寺)」が紹介されている。そこには、「沢庵が自らの肖像とした『円相』」の図がカラーで掲載されており、「沢庵はその円相を二軸作り、一つを品川・東海寺に、もう一つを堺・南宗寺に置いたという。」と書かれている。また、「写真の円相は東海寺に伝えられたもので、南宗寺のものと賛の日付など若干の字句の違いはあるものの、ほぼ同じものである。」と記述されている。
②『澤庵』の口絵に「円相 澤庵賛(自賛肖像)」のカラー写真が掲載されており、「東海寺蔵」とある。
③『サライ』2016年5月号の特集「禅画に教わる『人生訓』」に「人生訓⑥形に捉われるな。完全でなくていい」という記事が掲載されており、「沢庵宗彭筆自賛『円相』」の図がカラーで掲載されているが、こちらは「大阪・南宗寺蔵」とある。
④『沢庵』の「Ⅰ沢庵の生涯」に「四、家光の信任」という項があり、「沢庵は画工に一円相を描かせ、みずからそこに一点を加え、上に賛語を書いて寿容としたという。これを二軸つくり、一つは東海寺に、もう一つは南宗寺に置いた。」とあり、「沢庵筆『円相』(東海寺)」の図が掲載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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