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書体(フォント)の選び方

質問内容

印刷物やウェブサイトなど作成の際、各場面でどんな書体(フォント)を使用するのが適していて、どういった効果や印象を与えるかなど基礎知識が書かかれている資料はあるか。
日本語の書体に関してだけでよい。専門書ではなく初心者にもわかりやすいものがよい。

回答内容

①『文字のきほん』の「Chapter3この文字が使われている理由」では公共施設や漫画など様々な場面で使用されている文字を例にあげ、なぜその場所にその文字が使用されているか書かれている。
②『伝わるデザインの基本』では「第1章書体と文字の法則 1-1書体の基礎知識」には「■資料の「印象」と「読みやすさ」は文字次第」などの項目があり「■書体の分類」では図を示しながら「(前略)和文と欧文の代表的な書体は、右に示した通り、「読みやすさ」や「親しみやすさ」、「個性」の観点からそれぞれ4つに大別できます。」として各書体の印象について述べている。また「補足読みやすさを決める3要素」として「可読性」「視認性」「判読性」をあげている。他にも「1-3読ませる文章での書体選び」「1-4見せる文章での書体での書体選び」「1-6判読性の高いフォントを選ぶ」といった節があり、文字の使用場面、媒体によって書体の選び方、見せ方を解説している。
③『目的で探すフォント見本帳』の「第1章和文フォント・イメージ別」では「力強い筆文字」「柔らかく優しい」「時代小説にあいそうな」など言葉のイメージに合ったフォントが紹介されている。またその言葉の持つ雰囲気や印象、フォントの解説やアイディアも書き添えられている。
④『「伝わる」印刷物の基本ルール』の「第4章文字(フォント)の基本を知る」の「3クラシックな印象の「明朝体」の使い方」「4カジュアルな印象の「ゴシック体」の使い方」「5ファンシー&ポップな印象の「ポップ体」の使い方」で各書体の特徴を紹介し、使用例も掲載されている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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書体(フォント)の選び方

(ショタイフォントノエラビカタ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①伊達千代『文字のきほん』 グラフィック社,2020,143p. 参照はp.49-81.
②高橋佑磨,片山なつ『伝わるデザインの基本』 技術評論社,2014,173p. 参照はp.12-13,18-21,24.
③タイポグラフィ・ブックス編集部『目的で探すフォント見本帳』 ビー・エヌ・エヌ新社,2019,207p. 参照はp.8-48.
④佐々木剛士『「伝わる」印刷物の基本ルール』 誠文堂新光社,2016,191p. 参照はp.110-115.

NDC分類
NDC分類

727:グラフィックデザイン.図案

021:著作.編集

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