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岡山県十勝十五景二十秀「横井小原」
質問内容
回答内容
①『岡山県の十勝・十五景』によると、「岡山県十勝地」は「山陽新報社が、岡山県下の観光地振興の一策として、昭和十年(一九三五)九月に人気投票を実施して選定」し、さらに「十勝十五景に加えて、二十秀を追加することとし、十一月十六日にその新選地を発表」したと解説する。
②昭和10年11月16日『山陽新報』には、「輝かしき十勝十五景 新たに二十秀を加へて きのふ本社で最後の決定」の見出しで「横井小原(御津)」が「二十秀」景勝地の第1位に推薦されている。
③昭和11年1月29日「山陽新報」では、「二十秀地を巡る 全山をおほふ桃 古墳の横井小原」の見出しで「岡山驛から笹ケ瀬行きバスに乗つて終點で下車、笹ケ瀬川の清流に沿うて北進すること約三キロにして横井村大字田益、横井小原の山岳」とその場所を示し、「古墳の地としても有名」と説明する。
④『横井村田益小原池決潰誌』には、「小原山は嘗て昭和十一年山陽新報社主催の岡山県名勝地の投票を行ひたるに二十秀の一に挙げられたり」とあり、「小原池決潰略図」に山の位置が示され、「面積約五十町歩にして松雑木繁茂し東は字片山、西は字内田に北は野谷村」と解説する。
⑤『横井村誌 第6輯 神社仏閣・区劃及地名考』にも、字地「小原」および「小原山」の位置が説明されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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