デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

レファレンスデータベース > 世界三大スープ

世界三大スープ

質問内容

世界の三大スープとよばれているスープの種類が載っている児童書が見たい。

回答内容

①『小学生のための世界地図帳』の「世界の料理」の項には、「世界には三大スープと呼ばれるものがあります。それはタイのトムヤムクン、フランスのブイヤベース、ウクライナのボルシチです。トムヤムクンは、辛味と酸味が効いたエビのスープ。ブイヤベースは、白身魚などをハーブと一緒に煮込んだスープ。ボルシチは、テーブルビートという野菜とタマネギ、牛肉などを煮込んだ鮮やかな赤色が特徴のスープです。」と記載されている。

②『国際理解にやくだつNHK地球たべもの大百科8』の「タイのスープ料理」の項には、「トムヤムクンは、フランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープとならんで、世界三大スープの1つといわれる、からくて、すっぱくて、うま味のきいたタイの代表的な味の1つです。」とあり、「トムヤムクンの『トム』は、タイのことばで『煮る』、『ヤム』は『まぜる』、『クン』は『えび』のこと。つまり、トムヤムクンは、いろいろな香辛料や調味料をまぜあわせたスープに、えびを入れて煮込んだ料理というわけです。」と記載されている。また、「世界のスープいろいろ」の項には、フランスのブイヤベースは、「世界三大スープの1つといわれる南フランスのプロバンス地方の郷土料理。新鮮なえびや貝、魚などの魚介類をたまねぎやにんにく、トマト、サフランなどと一緒に煮込んでつくる、シチューのような料理。」と記載されており、また、中国のフカヒレスープは、「世界三大スープの1つといわれる高級な中国料理。『フカヒレ』は、サメのヒレを乾燥させたもので、料理につかうときは、水につけて、煮込んで、蒸して、さらに水でさらして、やわらかくしてからつかう。」と記載されている。

③『世界の料理』の「世界三大○○のいろいろ」の項には、「世界三大スープは、タイのトム・ヤム・クン、フランスのブイヤベース(魚介類にサフラン、トマトを加えて煮込んだ海鮮スープ)、中国のフカヒレスープです。フカヒレスープのかわりにロシアのボルシチをあげることもあります。」と記載されており、それぞれのスープが写真と文章で紹介されている。

④『タイのごはん』の「もう少しタイのごはんの話」の項には、「タイ料理として有名なものに、トムヤムクンというエビのスープがあります。(中略)世界三大スープのひとつとされています。」と記載されている。また、「残りの世界三大スープのひとつは、フランスのコンソメスープです。肉のエキスを、時間をかけて弱火でじっくり引き出した、透明な黄金色のスープです。濁りのない洗練された旨味があります。もうひとつは、ロシアのボルシチとも、中国のフカヒレスープとも言われています。」と記載されている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

カテゴリ情報レファレンスデータベースレファレンス事例データ岡山県立図書館

メタデータ

レファレンス事例
タイトル
レファレンス事例
タイトル

世界三大スープ

(セカイサンダイスープ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①学習地理研究会『小学生のための世界地図帳』 メイツユニバーサルコンテンツ,2022,128p. 参照はp.82-83.
②『国際理解にやくだつNHK地球たべもの大百科8』 ポプラ社,2001,37p. 参照はp.6-7,34-35.
③サカイ優佳子 田中恵美『世界の料理』 ポプラ社,2007,215p. 参照はp.37,55,96.
④銀城康子、いずみなほ『タイのごはん』 農山漁村文化協会,2008,33p. 参照はp.32-33.

NDC分類
NDC分類

383:衣食住の習俗

その他のメタデータを表示
このページのURL
このページのURL

http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2023072119003441591