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最高気温と日照時間の関係
質問内容
回答内容
①『気象の事典 増補』の「気温」の項目に、「北半球では最も気温が上がるのは7月か8月で、最も下がるのは1月か2月である。日射は夏至のころ最も強くなるが、地面付近の空気が暖まるのに時間がかかるため約1ヵ月おくれて気温の最高がでる。」と説明がある。また、冬至と最低気温の時期のずれについても同じ理由とある。
②『天気と気象がわかる!83の疑問』には、1日の中で太陽放射が最大になるのは南中する正午だが、暖められた地表からの地球放射は正午を過ぎても増え続け、太陽放射と地球放射の量が一致する午後2時ごろに気温が高くなると説明がある。これは1年の季節変化についても同じで、「1日の変化で見れば2時間の遅れが、1年で見れば2カ月の遅れとなるのです。」とある。
③『図解・気象学入門 改訂版』にも②と同様の説明がある。
④『トコトン図解気象学入門』にも「加熱と冷却の日変化」、「加熱と冷却の季節変化」として説明があり、それぞれ「東京の8月の時刻別日射量と気温」、「東京の月平均日射量と月平均気温」の図がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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