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ステレオグラムの仕組み
質問内容
回答内容
①『だまされる視覚』によると、第5章「だまし絵は錯覚か?」という項に「ステレオグラムで観察対象に奥行きが付いて見えるのは、両眼視差によるものである。」として、両眼視差を図入りで説明している。また、その作り方は「まず、一枚の図の中に、オブジェクトを二つ描く。同じ図を一枚コピーして横に並べる。どちらかの図あるいは両方の図のオブジェクトの一つを左か右に少しずらす。」と説明している。
②『ステレオグラムをつくろう』では、「立体視の基本の原理」の項で左右それぞれの目で少しずつずらして描かれた絵を見ることで、絵が立体に見える仕組みが図入りで説明されている。また、他の章では手書きのほかに写真やワープロソフトを使った立体視の図の作り方が説明されている。
③『脳がつくる3D世界』に「第三章 二つの目で見る」の項があり、「二枚の鏡」の中でステレオグラムを立体的に見る仕組みについて、「右目用の図と左目用の図を横に並べ、視線を調整してハーフイメージそれぞれを左右の目で見ることで達成できる。」とある。調整のやり方については「平行法と交差法の二つがある。平行法では、左目で左側の図を見、右目で右側の図を見るようにする。交差法では、左目で右側の図を見、右目で左側の図を見るようにする。」とある。
④『ステレオ写真で眺める明治日本』によると、「ステレオ写真とは、人間の右目と左目で見える像がわずかに異なっていることを利用して立体視を可能にしたものである。」と説明している。その作り方については「わずかに角度をずらして撮影した2枚の写真を並べ、それぞれを左右の目で別々に見ることによって、1枚の画像だけでは得られない奥行きの情報を知覚することができる。」とある。見方については「ステレオ写真を立体視する方法」の頁があり、「肉眼のままで見る方法」と「補助ツールを使ってみる方法」が紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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