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向井加寿枝
質問内容
回答内容
①『年刊現代に生きる女性事典 1981』には、「大正3年岡山県生まれ。女子師範を出て上京。23歳で日展初入選」、「昭和30年銀座にギャルリー・ムカイを開設」ほか、画商としての略歴が紹介されている。
②『女ざかり・仕事ざかり』には、「向井さんは大正三年、岡山県西大寺市の寺に生まれた。六人姉弟の五女」、「女子師範を出て十九歳で上京。画家を志し二十三歳で日展に初入選」など、その生い立ちを紹介する。
③「ギャルリー・ムカイ 向井加寿枝」では、「大原美術館が美術への目を開かせた。女学生時代、夢中で石膏デッサンを勉強。画家になりたかった。結婚して、夫と一緒に画商の道にはいったのが二十年前。(中略)やがてギャレリー・ポワン開設。離婚、そして現在の名前をかかげたのはこの二月から」とある。
④『みんな忘れた』の「銀座のお袋 向井加寿枝」では、野見山暁治が向井加寿枝との思い出を回顧している。
⑤「[岡山縣女子師範学校桂友会]会員名簿 昭和十二年六月調」では、昭和8年3月「本科第二部卒業生」として記載され、勤務校は「東京市富久小學校」となっている。
⑥『岡山県学事関係職員録 昭和8年』には、昭和8年6月時点で和気郡日笠村の「修養尋高小學校」職員として「向井加壽枝」の名前が確認できる。昭和9年職員録にも同校職員として名前が見えるが、昭和10年以降は同校職員に名前が見えない。
⑦『熊谷守一油彩画全作品集』の巻末年譜には、2000年の欄に「7月8日 向井加寿恵没(85歳)」とある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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