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大相撲の付け出し
質問内容
回答内容
①『大相撲力士名鑑 令和6年』の「相撲用語集」の【つけだし】(付け出し)には「前相撲から進むのではなく、幕下か三段目の最下位(格)で取り始めること。大学相撲出身者などで規定の大会において相応の成績を収めた者がその優遇の対象になる。」と掲載されている。
②『わくわく大相撲ガイド 押し出し編』の「大相撲、知れば知るほど楽しくなる!」の「番付ってなあに?」に「番付マメ知識」のコラムがあり、「「幕下付出」は、学生もしくはアマチュア相撲において優秀な成績を収めた力士に与えられる地位。」と説明がある。
③『詳しくなる大相撲』の「第一章 番付と力士」の「三.力士入門」には、協会所属の力士となる条件の一つとして、付け出しというものがあり、「付け出しとは、前相撲から順序を踏んで進むことなく、ただちに幕下や三段目として相撲を取り始めることである。」とある。また付け出しには「①幕下一〇枚目付け出し」「②幕下十五枚目付け出し」「③三段目最下位付け出し」の3種類があると紹介されている。
④『大相撲語辞典』の「第2部 用語編」の「付出し【つけだし】」には、付け出しの詳細な解説と、「現在の付出し資格」として、付け出しの対象となる条件や大会、③と同様の付け出しの種類が図表で掲載されている。
⑤『相撲 2023年12月号』の「角界ニュース」の「2.相撲経験者の付け出し基準について」に、令和5年9月28日付施行として、従来の付け出しの基準が変更されたことが発表され、③と④にある3種類の付け出しは廃止され、新たな付け出しは「幕下最下位」と「三段目最下位」のみとされた。また付け出し基準大会の「全国日本実業団相撲選手権大会」は対象外となり、新たな基準が別表とともに掲載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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