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ペンギンの羽毛

質問内容

ペンギンは寒い地方にしかいないが、寒さに強い秘密があるのか。特に羽毛について知りたい。児童書で探している。

回答内容

①『南極大陸のふしぎ』には、「ペンギンの防寒対策」の項に「ペンギンの羽はより密に生えています。しかも、尾脂線と呼ばれる器官から分泌される脂が塗られているので、水をはじいてくれるのです。おかげで、エサを獲るために海の中にもぐっても、冷たい水が皮膚にふれることはありません。」とある。また、「特殊な羽」の項には、「ペンギンの羽は、その内側に空気をためて体温を逃さない」と記載がある。

②『なぜ?どうして?科学のお話 2年生』には、「どうしてペンギンはさむいところで生きられるの?」の項に「ペンギンのからだには、みじかくてやわらかい羽毛が、びっしりと生えています。このふわっとした羽毛のすき間には、体温であたたまった空気がたまって、外のつめたい空気は入れません。それで、からだはあたたかいのです。このやわらかい羽毛の上は、かたい羽がしっかりとおおっていて、つめたい水がしみこむことをふせいでくれます。」とあり、イラストの掲載もある。

③『ペンギンたちに会いたくて』には、「ペンギンは、南極でも寒くないの?」の項に「ペンギンは、脂肪と羽毛で寒さを防いでいます。ペンギンの羽毛は、水をはじき、その根元に生えているふわふわの綿羽は、ダウンジャケットのように暖かです。ペンギンの皮ふには、羽毛がぎっしりあるので、海に入っても冷たい水が直接皮ふにふれることはありません。」とある。

④『100の知識北極と南極』には、「すべって、もぐる」の項にペンギンの羽毛の構造がイラストで掲載されており、「長い羽毛は重なって、皮ふの近くにあたたかい空気を閉じこめます」とある。

⑤『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』には、「62 ペンギンは南極にいるのに北極にいないのはなぜ?」の項に「からだをおおう羽毛は、屋根がわらのようにたがいに組みあわさって、空気をとおさないようにすることができます。」とあり、「ちょうど、フワフワのダウンの上に防水のコートを着ているようなものです」とある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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メタデータ

レファレンス事例
タイトル
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タイトル

ペンギンの羽毛

(ペンギンノウモウ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①武田康男『南極大陸のふしぎ』 誠文堂新光社,2013,95p. 参照はp.70.
②渡辺利江『なぜ?どうして?科学のお話 2年生』 学研教育出版,2009,183p. 参照はp.59-60.
③加藤明子『ペンギンたちに会いたくて』 くもん出版,2009,127p. 参照はp.64.
④スティーブ・パーカー『100の知識北極と南極』 文研出版,2011,47p. 参照はp.30.
⑤ジェンマ・エルウィン・ハリス『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』 河出書房新社,2013,298p. 参照はp.163.

NDC分類
NDC分類

488:鳥類

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