レファレンスデータベース > 高梁市成羽地区の豆腐飯
高梁市成羽地区の豆腐飯
質問内容
回答内容
①農林水産省ホームページ『うちの郷土料理』には、豆腐飯は「豆腐を生のままつぶしてゆでて、布巾で絞り水気を切り、炒って醤油で味をつけ、裏ごしする。それをご飯に乗せ、調理したさまざまな野菜とともに、つゆをかけて食べる」料理で、高梁市栄養改善協議会連合会が提供した作り方の解説が掲載されている。
②『山陽新聞』で連載されていた「備中食聞禄17」では、高梁市成羽町の老舗料理旅館が閉館する際に、旅館の女将の妹尾さんが名物である豆腐飯を総社市のカフェに引き継いだという内容の記事が掲載されている。この豆腐飯は、「近くの寺の僧から教わった妹尾家に代々伝わる精進料理」だったと紹介されている。
③『成羽町史 民俗編』には、成羽町の豆腐飯の始まりは「上房郡賀陽町野山の精進料理で、成羽町下原妹尾(現野山屋)の祖先が習得して」帰ったこと、慶応元年生まれの熊七が広めたこと、「主として商家に於いて作られ、仏事の料理とされ」ていたが、「明治の終わりから大正の始めにかけて成羽町に広まり、郷土料理として各家庭で作られるようになった」とある。
④『成羽のはなし』では、成羽町の郷土食として「豆腐めし」を取り上げて紹介している。
⑤『備中ふるさと高梁の味だより』では、豆腐飯の作り方が写真とともに紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|