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新庄宿の脇本陣・木代邸
質問内容
回答内容
①『出雲街道と新庄盆地をめぐる』には、脇本陣木代邸の建物について「江戸末期の建物、中二階で間口は8間(14メートル)、軒が深いので、桁を出し大型の持送りで、それを支えている。出桁造りである。」と紹介されている。
その他、「屋根」「壁面」「玄関」「窓」「内部」「いろり」「階段」「戸」について説明されており、カラー写真も掲載されている。
②『出雲街道新庄宿』には、「脇本陣については不祥な点も多いが、馬場屋(木代本家・現農協)、小松屋(進家)、本坂屋(池田家)等が脇本陣に当てられたとされている。」とある。
「資料5.調査家屋一覧表」に「馬場屋」が挙げられており、「居住者氏名 木代耐造」「建築年代 江戸時代」「構造 木造」とあり、その他の構造について「階数」「間口(m)」「軒高(m)」「棟高(m)」「庇高(m)」「間取形式」などの項目がある。
「木代耐造家」の平面図、断面図、写真、家相図も掲載されている。
③『歴史と風土を活かして』の「木代威之介家」の項に「木代家は町並みの中央にあり、脇本陣を務め、家業は代々醤油の醸造を営んでいた旧家である。」と説明されている。
建物については「間口8間。切妻造、石州桟瓦葺、平入、中二階建。」とあり、1階と2階の構造、窓、戸、みせのま、みせおく、外観、塀などについて説明されている。「建築年代は江戸時代後期と推定する。」とあり、写真も掲載されている。
④『岡山町並み紀行』には、「本陣の斜め前の脇本陣の一つ馬場屋は、建築当時のままに修復されている。江戸末期特有の中二階の造りで、白壁と格子が見事に調和している。入り口の柱には馬つなぎの環があり、便所には今でも刀掛けが残されている。」とある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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