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決算書で読み取る危ない企業の見分け方について教えて下さい。【経営関連FAQ1807】

しつもんないよう

決算書類(財務諸表)を見て、その会社が危ない企業かどうかを判断することは容易ではありません。決算書で読み取る危ない企業の見分け方を教えて下さい。

かいとうないよう

決算書は、会社の財政状態、経営成績を端的に現した書類です。取引先の決算書を入手することは、与信管理の最も重要な要素です。決算書で読み取る危ない企業の見分け方の一例をあげると以下とおりです。① 税務申告用の決算書を見せたがらない。② 決算書の提出を渋って提出しない。③ 税務申告書と決算書(営業報告書)の売上高、利益などが大きく違う。④ 決算書は税理士に聞かないとわからない。⑤ 手許流動性(当座比率、流動性比率)が連続して悪化している。⑥ 受取債権の回転率が悪化している。⑦ 棚卸資産の回転率が悪化している。⑧ 支払債務の回転率が悪化している。⑨ 前渡金、立替金、貸付金、仮払金などの多額の雑資産がある。⑩ 減価償却費が決算書に記載されていない。⑪ 有価証券の含み損を多額に抱えている。⑫ 主力部門の売上高が期ごとに減少している。⑬ 今期の粗利益が低下している。⑭ 売上高の伸びを人件費の伸びが大きく上回っている。⑮ 新規事業の売上の伸びが思わしくない。⑯ 1人当りの売上高が同業他社に比べて少ない。⑰ 前期に引き続き赤字である。⑱ 支払利息が売上高に比べて多い。⑲ 支払利息が借入残高と比べて多い。⑳ 売上高対利益率、総資本回転率が期ごとに悪化している。

かいとうかん・かいとうだんたい

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決算書で読み取る危ない企業の見分け方について教えて下さい。【経営関連FAQ1807】

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336:経営管理

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