かいとうないよう
PDM(Product Data Management)について 前に述べたように、図面ファイル管理と図面管理システム、複合図面管理システムの機能分類は次のようになります。 図面ファイル管理は特定CADに依存した図面管理で、図面をファイルと見て最小限度の管理を行います。 図面管理システムは、図面ファイル管理を更に強化し、部品表を作成します。一般的にリレーショナルデータベースを使った管理を行います。複合図面管理はラスター図面を同時に管理していきます。 いわゆる、PDM(またはPIM:Product Information Manager)と呼ばれている製品情報管理システムは、CAD図面やその属性情報、ドキュメントなど、製品開発に関わるすべての情報を管理するシステムの事を言います。 PDMの基本的な機能としては、製品を構成する部品の関係をツリー構造で管理する構成管理、図面などの設計プロセス(設計、検図、承認といったプロセスの流れを定義し自動的に必要な人に情報を伝達する)の管理、アプリケーションの起動、設計変更(リリース)管理などがあります。 通常、PDMはネットワーク上で接続されたワークステーションで稼動し、異なった機種をサポートしているPDMシステムも多い。ただ、現実的には(PDFRAMEがそうどのように改善すべきか、等のコンサルティングも含めたシステムインテグレーションが必要となってきます。 PDMの利用は米国が先行しており、主要なPDMシステムには米国製が多い。 この他にも、PTC社がCV社を買収したことで出してくるであろう、WindchillPDMやMICRO CADAM用として著名なOPENPDMなど、大規模から中規模、小規模に至るまで多種のPDMが出てきています。 これも、新しいマーケットであり、これから成長していく分野であるからです。 METAPHASE・・・・・・・・・・・・米)SDRC社 PDFRAME・・・・・・・・・・・・・・・米)UGS社など
かいとうかん・かいとうだんたい
岡山県産業振興財団