かいとうないよう
まず、あなたが開業したいと思っている子ども向け体操教室とは、どのような性格のものでしょうか?言い方をかえれば、親のどのような思いに応える教室なのでしょうか?例えば、「将来のオリンピック選手に育てたい」という思いに応える専門色の強い教室かもしれません。それとも「子どもを明るく元気に育てたい」という一般的な親の思いに応える教室なのかもしれません。 前者であれば、岡山という土地では需要は限られるため、極めて強い商品力を確保することで全国から集客を図るといった難度の高い事業展開が必要になります。後者であれば、親の子どもへの思いに衰えはありませんから有望な市場が存在するかもしれません。ただし、ご注意いただきたいのですが、そういった親の思いに応えうるのは「体操教室」だけではありません。音楽教室、水泳教室なども親にとっては同様の存在であり、市場を捉える上ではそれらと合わせて見ていく必要があるのです。実際、近年ではそれらを融合させたサービスも増え、単純に体操教室のみで参入することは現実的ではない時代になってきたと言えるでしょう。 さて、以上を踏まえた上で、市場規模の把握方法について考えてみましょう。
かいとうかん・かいとうだんたい
岡山県産業振興財団