かいとうないよう

経営者として非常に立派なお考えです。ご承知のように企業は社会の公器であり、社会に役立つ活動をしてこそ存在価値があると思います。また最近よく話題になるコンプライアンス（法令遵守）やリスク管理の立場からも、知らないではすまされない時代になっています。　　物語風に読み進むうちに、企業法務の基本である商法（会社法）について、ひととおりの知識が身に付くようになっているのが、菅原貴与志著『小説で読む　会社法』法学書院（1999年）です。　　この本では、基本的な２２の事例が物語のなかで解説されており、とにかく楽しく興味深いので一気に読めて頭に残りやすくなっています。恋あり、複雑な人間関係ありの小説のため、趣味と実益の一挙両得で、お忙しいあなたにはお薦めの一冊です。

かいとうかん・かいとうだんたい

岡山県産業振興財団