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生産・販売が一体になった生産計画システム及び生産計画会議の進め方は?

しつもんないよう

販売計画の精度が低い、販売計画、在庫計画と生産計画が統合されていない、生産計画の仕組みに弾力性が不足、販売部門と生産部門との情報連絡が悪い、販売部門と生産部門との相互の期待にズレがある、などのために、計画的な生産活動がうまく機能していません。生産・販売が一体になった生産計画システム及び生産計画会議の進め方について知りたい。

かいとうないよう

確定受注情報に基づく受注生産の場合も、受注予測情報に基づく見込生産の場合も生産管理は常に受注から始まります。受注の情報源と管理責任は販売部門にあります。生産管理の機能を実施の段階からみると、その基本となるのは、①設計・計画、②調達・手配、③作業・統制:材料加工・製品化計画と実際との差異調整、の三つです。計画段階と進捗統制の段階は、販売部門と生産部門との共通の重点管理事項であり、相互の情報連絡と協議が必要です。生販一体化とは企業が経営の効率化を実現するために販売と生産、特に計画と統制段階での機能を有機的に調整・統合化することをいい、組織を含めた運営の仕組の一体化をいいます。受注予測に基づく見込生産、確定受注に基づく受注生産の生産タイプ別の要点は、1)見込生産。①計画の精度向上。②生産・販売・在庫計画の確立。③受注承認手続きの確立。④弾力的な生産日程計画。2)ロット受注生産。①3ケ月受注計画作成。②生産管理部門の機能強化。③弾力的な生産日程計画システムの確立。3)個別受注生産。①受注予測の実施と受注確度区分に応じた販売計画。②受注時における仕様の綿密な検討・確認。③生販双方の生産能力の共通認識と基準日程に基づく納期の確定。④営業担当間の納期調整および優先順序の評価。⑤設計仕様や納期の変更に対処する手続き・管理システムの確立が要点。生産計画会議・生販会議の進め方としては、毎月、販売・生産の関係者が参加して、生産・販売・在庫計画を協議決定する。生産能力と受注量の調整・平準化、納期優先順位の決定などを協議する。受注情報や実態に合わせた飛込・変更枠の予測や変更時限の設定・合意なども重要な協議事項です。

かいとうかん・かいとうだんたい

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