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毛利元就の教訓「三本の矢」について

しつもんないよう

毛利元就が三人の息子に言ったとされる「三本の矢」の教訓は、実際には現在伝わっている話とは違う内容であったそうだが、本当はどのような言葉だったのか知りたい。

かいとうないよう

『日本名言名句の辞典』には、毛利元就の言葉として、「三人之半、少しにてもかけご隔ても候はば、ただただ三人御滅亡と思召さる可く候べく候」という教訓が紹介されており、その説明には、「三人とは、元就の三人の息子、隆元・元春・隆景をさす。「かけご」は、掛籠で、櫃や箱の内箱、転じて、隔て心や偽り心の意。兄弟の一致協力を説き、有名な「三本の矢」の逸話にも通ずる言葉。」と記載されている。また、『日本名言辞典』にも、同様の言葉が毛利元就の遺訓として紹介されており、「有名な弓矢の教訓の話は、この遺訓をもとに、後世の史家が作りあげたものらしい。」と説明されている。

かいとうかん・かいとうだんたい

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毛利元就の教訓「三本の矢」について

(モウリモトナリノキョウクンサンボンノヤニツイテ)

かいとうしたとしょかんまたはだんたい
かいとうしたとしょかんまたはだんたい

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

じょうほうげん(かいとう)
じょうほうげん(かいとう)

尚学図書編『日本名言名句の辞典』小学館,1988,1261p.参照はp.643.桑田忠親編『日本名言辞典』東京堂出版,1969,422p.参照はp.174.

NDCぶんるい
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159:人生訓.教訓

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