レファレンスデータベース > キウイフルーツの追熟について
キウイフルーツの追熟について
しつもんないよう
かいとうないよう
『キウイフルーツの絵本』、『百科キウイ・フェイジョア・ブルーベリー』によると、収穫後のキウイフルーツは、デンプンが多く、硬くて食べることができないが、リンゴなど果実の持つエチレンという植物ホルモンで追熟すると、デンプンが糖に分解され、甘みが増すと紹介されている。なお、両書ともに、リンゴとポリ袋を利用した追熟方法が紹介されている。
また、植物から発生するエチレンガスについて書かれた本は、『植物ホルモンの分子細胞生物学』、『新しい植物ホルモンの科学』に「エチレン」の項目がある。
『植物ホルモンの分子細胞生物学』には、「エチレン(ethylene)は発芽、形態形成、果実の熟成、老化、傷害応答、ストレス応答など、さまざまな生理現象に関与する植物ホルモンである。」と記載がある。また、『新しい植物ホルモンの科学』には、「硬く酸っぱいキウイを、リンゴやトマトといっしょにビニール袋に入れると(エチレンの作用によって)甘く柔らかくなる」と記載がある。
かいとうかん・かいとうだんたい
岡山県立図書館
カテゴリじょうほう
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|