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藍の生葉染めの方法と生葉を使うメリット・デメリット
しつもんないよう
かいとうないよう
〇藍の生葉を使って染める方法
①『子どもと楽しむ染め時間』では、生葉染めを「もみもみ方式」「ミキサー方式」「たたき染め」に分け、子ども向けワークショップとして実施する流れや所要時間とともに工程が写真入りで説明されている。
②『藍染の絵本』では、p16-17で生葉をミキサーにかけて絹のストールを染める方法を、p18-19で生葉を煮出して染める方法が図入りで説明されている。また、p12およびp33-34では、生葉染めのしくみについて解説されている。
③『草木染め大全』では、生葉で木綿のハンカチを染める際に必要な材料と手順が写真入りで説明されている。
④『草木染めをしてみませんか』では、藍の生葉染めの方法に加えて、模様をつける染色が紹介されている。
〇藍の生葉を使うメリット・デメリット
②『藍染の絵本』では、藍の生葉を使うメリットは(1)生葉があれば簡単に染まる(2)染色方法が簡単なので誰でも染められる、デメリットは(1)愛草を栽培する必要がある(2)染める時期は7月下旬から9月中旬に限られる(3)生葉は熱に弱い(4)絹は染まるが木綿は染まらない、と記述されている。
⑤『藍染めの歴史と科学』のp.19には、「このように、生葉染めのプロセスはインジカンの吸着と、繊維内でのインジゴの生成から成り立っているわけですが、藍の建て染めより鮮やかで青味の強い色が得られます。しかし、生葉染めの場合は何度も染め重ねても、そう濃い色にはなりません。」と記述されている。
この他、⑥『染織事典』には「藍」「藍染」「藍染の歴史」「藍建」などの項目で藍染めに関する用語の説明がされている。
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