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ワーズワースの詩「我ら七人」
しつもんないよう
*イギリスの詩人 ウイリアム・ワーズワース(1770-1850)の「我ら七人」というタイトルの詩の原文と訳文が見たい。
また、この詩が書かれた時期と背景についても知りたい。
かいとうないよう
*ワーズワースの作品集等を調べたところ、日本語訳については①『ワーズワース詩集』p11-16に「私らは7人」(原題:We are Seven)があった。
このほか②『抒情歌謡集 ワーズワスコールリッジ』p58-61「あたしたちは七人」、③『明治翻訳文学全集15 イギリス詩集1 』p33-35「我等七人。」(われらななたり)/訳:宮崎湖処子、p58-72には「我等は七人」(われらはななたり)/訳:坪内逍遙などがあった。こちらには英文と解説も併記されていた。
また、同p181-183には「我等は七人」/訳:萩畔生、として掲載されている。なお、③の巻末「明治翻訳文学年表」にはこのほかにも訳者の異なる資料が記載されていたため、当館の所蔵を検索したがいずれも所蔵がなかった。
この詩が書かれた時期と背景については、①p217の訳者解説には「1798年にAlfoxdenの杜を散歩している時の作である。」、②p263の訳者注には「1798年の春、オールフォックスデンでの作。」などの記載があった。④『評伝ワーズワス』p81には、旅先で、墓地で遊ぶ少女に出会ったワーズワースが少女の生死観に感動し、後に短詩We are Sevenを書いたとあった。
詩の原文は、⑤”Selected Poetry of William Wordsworth”p54-56に掲載されていた。
かいとうかん・かいとうだんたい
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