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フォルメン線描
しつもんないよう
かいとうないよう
①『シュタイナー学校のフォルメン線描』には、1919年にシュトットガルトで開かれた教師のための連続講義で、ルドルフ・シュタイナーがはじめてフォルメン線描について方法論と教授法について語ったとあり、フォルメン線描自体と、気質教育としてのフォルメン線描についてまとめられている。また、巻末には、フォルメン線描のヴァリエーションと、小学校1年生から5年生までの各学年毎のフォルメンが実際に描かれている。
②『シュタイナー学校の芸術教育』では、『線とのつきあい』の中で、フォルメン線描について書かれており、フォルメンの直線と曲線は絵画の授業と、文字を書く授業の両方で取り入れられるとある。学年が上がると、直線から曲線、さらに対称、非対称などのプログラムが組まれており、5年生では幾何学の授業でも取り入れられ、6年生では、コンパスと定規を使って新しい練習課題に移ることが書かれている。
③『魂の発見』では、フォルメン線描はクレヨンで描くとあり、1年生では直線、丸い線、ら線などの基本線を描き、2年生、3年生では複雑な線のかたちを作りだし、時間をかけて色彩鮮やかな模様をぬりあげることで、情緒の安定、生きることへの自信をはぐくむことができると書かれている。
かいとうかん・かいとうだんたい
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