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ミツバチの毒針
しつもんないよう
かいとうないよう
①『ハチのくらし大研究』には、「ハチの毒と毒針」という項があり、「ミツバチの毒針は人間やけものなどをさすと、かえし(逆向きの突起)があるので、皮ふにささったままぬけません。強く引っぱると針と毒のうがとれて、ミツバチは死んでしまいます。ミツバチ以外のハチはかえしがないので、何回でもさすことができます。」と記載されている。「かえしのあるミツバチの毒針」の写真も掲載されている。
②『ミツバチの絵本』には、「ミツバチは刺したあと死んでしまう」という項があり、「一度刺すと、かえしの部分がひっかかってぬけなくなるので、針についている毒管や毒の入っているふくろが、体から引きちぎれてしまう。そのため数分から4日間ぐらいで働きバチは死んでしまう」と記載されている。なお、刺すのはメスだけで、女王バチの針はかえしの部分が少ないことから針が抜けることはないという説明もある。なお、毒針の先端部の図も掲載されている。
③『ミツバチ』には、「ちぎれる毒針」の項に「敵がおそってくると、ミツバチはするどい毒針を出して刺します。この毒針はかんたんにはぬけず、さいごにはミツバチのからだからちぎれます。(中略)毒針がぬけたハチは、出血多量で死にます」と記載されている。「刺すのは、はたらきバチと女王バチです。針は産卵管が変化したものなので、もともと産卵管がないオスバチは刺しません」とも書かれている。
④『ミツバチのふしぎ』には、「はたらきバチ」の項に「はりは先が逆かぎになっていて、さすとあいてのからだにのこる。はりのとれたハチは死ぬ」とある。なお、はたらきバチの毒針先端部分のカラー写真も掲載されている。
⑤『ずかんハチ』には、抜け落ちたセイヨウミツバチの針が写真で掲載されている。解説に「ミツバチが刺せるのは1回のみ」とある。
かいとうかん・かいとうだんたい
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