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黒豆の健康効果
しつもんないよう
かいとうないよう
①『知識ゼロからの健康茶入門』では、「クロマメは、古くから日本や中国で薬として使われていたと伝えられています。体の成長や発育、生殖のための”腎”を補い、元気にしてくれる食材と考えられてきました。豆の皮の部分に含まれる黒い色は、アントシアニンという色素成分で、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であり、動脈硬化予防の働きをします。ほかには、ガン予防や更年期障害の軽減によいとされるイソフラボンや、食物繊維を豊富に含み、ビタミンEやB1、B2も含んでいるので、美肌効果にもよいといわれています。」と記載されている。
その他、便秘解消、皮膚病予防、高血圧予防、胃腸病改善、低血圧予防、糖尿病予防、解毒作用という効果も挙げられている。
②『食材健康大事典』では、黒豆茶は「良質のたんぱく質やカルシウム、食物繊維に富み、栄養価に優れたクロマメ。湯飲みや急須に大さじ2杯ほど入れて熱湯を注ぎ、お茶にする。5分ほど経つとお湯の色が紫黒色になるが、この色は、皮に含まれるアントシアニンによるもの。目の機能を向上させ、疲れ目を回復させる効果がある。また、抗酸化作用によって活性酸素を撃退するため、ガン予防や老化防止に有効。血管に悪玉コレステロールが沈着するのを防ぎ、血液をサラサラにする効果もある。そのほか、血管を丈夫にするサポニンや更年期障害の緩和に役立つイソフラボンも含む。」と紹介されている。
その他、骨粗鬆症の予防・改善等の効果も挙げられている。
③『薬膳と漢方の食材小事典』の中で、黒豆は「黒い食材は腎を補い、腎機能を強化して、むくみや腹水、関節の腫れを解消するとされます。また、血液の循環を促し、貧血によるめまいや動悸、月経不順の改善にも。」と紹介され、栄養について「良質なタンパク室が豊富など、栄養価は大豆とほぼ同じ。黒色のアントシアニンには、抗酸化作用があり、コレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラにする効果があります。」と記載されている。
また、「豆知識」の項目には、「黒豆に含まれるアントシアニンは、のどの痛みを緩和し、痰を取り除くとされます。そのため、昔から、かぜなどでのどが痛むときは、黒豆の煮汁を飲むほか、煮汁をおかゆで割って食べるなどの民間療法が受け継がれてきました。」と記載がある。
④『血管が若返る!黒豆茶健康法』では、上記以外にも、脂肪を減らして肥満を防ぐ、イライラを抑えて不眠に悩まない、肝臓のアルコール代謝を助ける、髪の毛を健康に保つ、睡眠の質の向上、認知症を防ぐ作用、血糖値の改善等の効果も記載されている。
⑤『「黒豆」健康生活』では、上記以外にも、ダイエット、冷え性の改善、ひざや腰などの痛みをやわらげる、耳鳴りを鎮める、脳を活性化させる等の効果が記載されている。
その他、⑥『黒豆が効く!』や⑦『「黒い食べ物」のすごい薬効(ちから)』にも、黒豆の健康効果について記載がある。
かいとうかん・かいとうだんたい
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