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cc(シーシー)とml(ミリリットル)
しつもんないよう
かいとうないよう
①『丸善単位の辞典』によると、ccは「cubic centimeter」(立方センチメートル)の略で、体積の単位記号とある。使用は推奨されないとあるが、理由については書かれていない。mlも体積の記号で、リットルの1000分の1とある。以前は1ml=0.001l=0.001000028立方dm(デシメートル)であったが、1964年の国際度量衡会議で1立方dmをリットルとよぶことが決まり、1mlは正確に0.001立方dmとなった、とある。
②『知っておきたい単位の知識 改訂版』では車の排気量の説明で、国内でよく使われてきた単位にccがあるが、これは非SI(国際単位系)単位であり、計量法上、商取引では使用してはいけないためスペック(主要諸元)では立方センチメートルを使用するとある。
③『数える・はかる・単位の事典』のccの説明で、「立方センチメートルと同じです。ミリリットル(ml)ともいいます。」とある。
④『単位と記号』にも、「1シーシー=1立方センチメートル=1ミリリットル」とあり、意味としては同じであると分かる。なお、料理のレシピで「大さじ1杯」、「小さじ1杯」とあるのは、計量用スプーンのへこみの部分にすり切りで入れた状態が、大さじ1杯で15ミリリットル、小さじ1杯で5ミリリットルの量であると説明がある。
かいとうかん・かいとうだんたい
岡山県立図書館
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