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イスラム教徒の埋葬方法

しつもんないよう

イスラム教徒の埋葬方法が書かれている児童書が見たい。

かいとうないよう

①『イスラームを知ろう』の、「ムスリムにとっての死」の項には、「ムスリムは遺体をかならず土葬にし、けっして火葬にはしません。」と書かれており、「死の作法」の項には、葬送儀礼について詳しく書かれている。
②『イスラム世界やさしいQ&A』の「お葬式ってありますか?」の項には、神による「最後の審判」を受けるために体が必要となるため火葬は行わず土葬にすることが説明されており、「イスラム教徒が亡くなると、宗教上は24時間以内に埋葬すべきだとされています。モスクでの礼拝が終わると、親せき(男性)や近所の男性が棺をかつぎ、埋葬のために墓地に向かいます(モスクではなく墓地で礼拝をおこなうこともあります)。埋葬の際には、遺体は右半身を下にして顔がメッカの方角を向くように埋められます。」と書かれている。
③『絵本で学ぶイスラームの暮らし』には、男の人たちがクルアーンを唱えながら、白い布で体をまかれた遺体を墓地まで運び埋葬することが書かれており、解説ページには「男性が死亡すると男性が、女性が死亡すると女性がその遺体を清め、白い布で巻く。火葬は、地獄に落ちた者に対してアッラーのみが与える罰とされる。」とある。
④『シリーズ世界の宗教1』の「習俗」の項には、死者を清めた後に3枚以上の白い布で包むことや、2メートル以上掘った墓穴に、右側に傾けた顔がメッカの方角を向くように埋葬することが述べられおり、「そうしないと、『コーラン』の教えにそむくことになります。」とある。
⑤『国際理解に役立つよくわかる世界の宗教1』の「ムスリムの家族」の項には、「家族は埋葬するために遺体をあらいます。埋葬は死後できるだけ早く行わなくてはなりません。火葬は禁じられています。というのは、死者は審判の日にもどるべき体が必要だからで、火葬は死体に対する冒瀆とみなされます。」と記載されている。
⑥『国際理解を深める世界の宗教3』の「イスラム教徒の一生、誕生から死まで」の項には、「最後の審判のときによみがえるために、イスラム教徒は遺体を土葬にしています。けっして火葬にはしません。」と書かれている。
⑦『国際理解につながる宗教のこと2』の「イスラム教の儀礼と行事」の項には、「この世の終わりに、死者が復活するとされるので、火葬ではなく土葬にする。」と記載されている。

かいとうかん・かいとうだんたい

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タイトル
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イスラム教徒の埋葬方法

(イスラムキョウトノマイソウホウホウ)

かいとうしたとしょかんまたはだんたい
かいとうしたとしょかんまたはだんたい

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

じょうほうげん(かいとう)
じょうほうげん(かいとう)

①清水芳見『イスラームを知ろう』 岩波書店,2003,194p. 参照はp.86,89-94.
②岩永尚子『イスラム世界やさしいQ&A』 講談社,2017,173p. 参照はp.72-74.
③松原直美『絵本で学ぶイスラームの暮らし』 あすなろ書房,2015,38p. 参照はp.29,38.
④河津千代『シリーズ世界の宗教1』 リブリオ出版,1987,47p. 参照はp.21.
⑤『国際理解に役立つよくわかる世界の宗教1』 岩崎書店,1999,32p. 参照はp.29.
⑥『国際理解を深める世界の宗教3』 ポプラ社,2005,47p. 参照はp.31.
⑦『国際理解につながる宗教のこと2』 教育画劇,2017,56p. 参照はp.28.

NDCぶんるい
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160:宗教

167:イスラム

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