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瀬戸内海が陸地であった時期
しつもんないよう
かいとうないよう
①『岡山県大百科事典』の「瀬戸内海」の項では、「更新世の氷期には、海面が低下し、瀬戸内は陸化する。現在の海底からナウマン象の化石が発見されるのは、その一つの表れである」と解説する。
②『倉敷市立自然史博物館展示解説 1(1985)』の「備讃瀬戸とナウマン象」では、ナウマンゾウが「今から約3万年前から約1万6000年前のウルム氷期と呼ばれる寒い時期にオオツノシカなどとともに生きていた」と解説する。
③『瀬戸内海事典』の「瀬戸内海の生い立ち」では、「1400万年~1000万年前にかけて現在の奈良県の二上山や室生、讃岐、山口県の屋代島(周防大島)周辺などでは火山活動が盛んになった。こうして、陸地となった瀬戸内海地域は、今から約6000年前まではほぼその状態がつづく」とし、現在の瀬戸内海域も含んだ約2万年前の「ウルム氷期の瀬戸内平原」の図が収録されている。
④『「間」からみる瀬戸内』の「瀬戸内の輪郭ができるまで」では、「約120万年前から:瀬戸内への海の侵入」が生じ、「8000~7000年前に関門海峡が成立して、現在の瀬戸内海が完成しました」とあり、「最近3000万年間の日本列島の変遷」が時系列にまとめられている。
かいとうかん・かいとうだんたい
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