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英語で書くお悔やみの手紙
しつもんないよう
かいとうないよう
①『英語でお悔やみ申し上げます』には冠婚葬祭、イベント、災害などの「非日常」の場面ごとに使える英語表現が紹介されている。「お葬式」の項には「死に関する婉曲表現」について解説があり、「日本語の場合、『死』『死んだ』という言い方は直接的すぎるので『他界』『亡くなりました』などの表現を使います。英語にも同じような感覚があり、die(死ぬ)よりpass away(他界する、亡くなる)、dead(死)よりdeceased(死去)を使います。」とあり、例文が紹介されている。また、「お悔やみの手紙」についての解説には「お悔やみの気持ちに加え、『優しい方でした』など、亡くなった人のすばらしさをひと言伝えましょう。最後に、遺族に『なにか手伝いたいので、気軽に声をかけてください。』と申し出るといいでしょう。」とあり、例文が紹介されている。
②『英語で書くあいさつ・お知らせ』の「4 社交のあいさつ」に「<お悔やみ>」の項があり、近親者を亡くした人へ「日本語では『私も最近同じようなつらい経験をしましたので、心中お察しいたします』のような言葉をかけることがありますが、英語圏では一般的に反感を買う表現なので避けましょう。」と解説がある。また、「信仰の違いに配慮しよう」の項には、「ある宗教の習慣を、他の宗教の信者に押し付けたりすると、相手を不快にさせてしまうことがあります。」、「(神よ、彼の御霊を休めたまえ)のような宗教的な表現を使うのではなく(中略)宗教的な響きの伴わない、中立的な言い方を使うのが『安全』です。」といった記述がある。例文も記載されている。
③『はじめて書く英文手紙・Eメール』の第3章にある「お悔やみ」の項には「お見舞い、お悔やみの手紙には最低限のルールがある」とあり、5つの注意点が記述されている。お悔やみの手紙については、特に次の2点が該当すると思われる。「3.お悔やみの場合は、相手の悲しみを共にしていること、故人の遺徳(生前の素晴らしかった点)などをしのび、たたえる。悲しみや失意から早く立ち直ってほしいことを伝える。」、「4.表現は、大げさにならず、控えめに、簡潔にまとめる。」また、手紙、Eメールの文例も紹介されている。
かいとうかん・かいとうだんたい
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