岡山  6月の庭の花
名称 その他の6月の花
撮影場所 自宅の庭(岡山市内)
− ジュランタ・タカラヅカ(2004年6月10日撮影) −
説明 (ジュランタ・タカラヅカについて)
クマツヅラ科の多年草。
2002年に土柱(徳島県)へ行った帰りに初めてみた。美しい緑葉を袴に見立て、鮮やかな紫との取り合わせが、タカラズカと呼ばれるゆえんなのであろう。
小さな苗を探し、ポットに植えると、越年し、どんどん成長して、元気で美しい花を咲かせたが寒さのため枯れた。
いまは白花を鉢植えで育てている。
ギャラリー
 センリョウ(センリョウ科) ネジバナ(ラン科)
マンリョウ(万両)に対して名づけられる。クササンゴともいう。関東以西、琉球、東南アジアに分布する常緑低木。6月に短花茎に黄緑色の細かい花を穂状につける。花後は、赤熟又は黄熟し、果実が葉の上につく(マンリョウは下につく)。 別名は、モジズリ。百間川の川原で撮影。葉は細く根本につき、茎30cmの穂状でゆるく螺旋状にねじれている。芝生の中などに多く生え、丈夫な草である。
クロコスミア(アヤメ科クロコスミア属) キョウチクトウ(キョウチクトウ科)
花期は、6月から8月、ヒメヒオウギズイセンともいう。球根植物。.数年間そのままにしておくと多数の花が連続して咲く。花色は赤、黄、橙。モントブレチアともいう。 常緑の大低木、3mの高さで、ばい煙や廃ガスに強いといわれ、街路樹に植えられる。花色は、白、赤、ピンク色等多様。葉な細く革質。インド原産。

 アガパンサス(ユリ科アガパンサス属) ナンテン(メギ科)  
2005年の6月に早島町で撮影。球根植物で常緑、また、花期は6月から8月。自生は、南アメリカだけ。花はパステルブルーから濃色まである。長い丈夫な花茎の先にまとまって花房がつく。花は漏斗状で6弁の花弁はへら形、切花や庭花に利用される涼やかな植物である。ムラサキクンシラン属と書いた本もある。 1996年の6月に自宅の庭(岡山市内)で撮影。常緑低木、高さ2mから3mに達する。6月の梅雨の頃、白い小さな花をつける。自宅の庭では、雨に濡れたためか、冬に熟した赤い実が欠けることが多い。乳白実のシロミノナンテン、淡紫色のフジナンテンもある。ナンテンは「難転」に通じ、縁起のいいものとされ、家の鬼門などによく植えられてきた。
参考文献
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修  成美堂出版 2004   335p
 花の名前辞典        浜田豊彦監修  大泉書店  2005    319p
 香りの草花ハーブ      大塚みゆき監修 日本放送協会出版1999 143p
「花おりおり」1-10巻   湯浅浩史 文 矢野勇ほか 写真 朝日新聞社 2000-2006  
 花ごよみ花だより      八坂書房編   八坂書房  2003   397p
 花ごよみ365         八坂書房編   八坂書房  2005   396p
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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