岡山  6月の庭の花
名称 ハナショウブ
別の呼び名等:花菖蒲
撮影場所 岡山県自然保護センター(和気町)
ハナショウブ
− ハナショウブ(2000年6月15日撮影) −
 説明 アヤメ科の多年草で高さは80cm程度。原産は日本。
花期は、6月。
ハナショウブはアジサイとともに梅雨に似合う花である。
全国各地に菖蒲〔しょうぶ〕園も多く、現在600種以上の園芸品種があるが、これらは自生するノハナショウブから作られた園芸種である。
江戸中期頃から改良されてきた純日本的園芸植物で、3つの系統がある。上の写真の花は伊勢系で、外花弁の3枚が目立つ。
20年も昔、凝って狭い庭に植えた事がある。花の後苗をもらったのが始まりである。乾燥ぎみの土地であったのに、毎年綺麗な花が咲き、株分けを続けるうちに次第に増えた。
なお、節句に使うショウブはサトイモ科のもので別種である。
 ギャラリー
野花菖蒲  (伊勢系)
ノハナショウブ(自宅の庭) 伊勢系の園芸種(千葉県松戸市 本土寺)
杜若(かきつばた)
カキツバタ(アヤメ科)
菖蒲・ ショウブ
ショウブ(サトイモ科)
岡山県自然保護センターで撮影。カキツバタは池や沼等の水湿地を好むが自生は少ない。外花被にある純白の一本が特徴。 岡山県自然保護センターで撮影。沼地、ため池などに群生している。高さ70cmから100cm。5月から6月に葉の間から花茎がのび、花序をつける。薄茶色の穂。
参考文献
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修  成美堂出版 2004   335p
 花の名前辞典        浜田豊彦監修  大泉書店  2005   319p
 香りの草花ハーブ      大塚みゆき監修 日本放送協会出版1999 143p
「花おりおり」1-10巻   湯浅浩史 文 矢野勇ほか 写真 朝日新聞社 2000-2006  
 花ごよみ花だより      八坂書房編   八坂書房  2003   397p
 花ごよみ365         八坂書房編   八坂書房  2005   396p
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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