岡山  6月の庭の花
名称 シモツケ
別の呼び名等:下野
撮影場所 自宅の庭(岡山市内)
シモツケ
− シモツケ (2000年6月1日撮影) −
説明 バラ科の多年草で高さ30cmから60cm。原産は、中国及び日本。
花期は、5月から8月。
下野(「しもつけ」と読む、現在の群馬県)の国に多いから名がつけられたとか、最初に下野で発見されたからとかの説がある。
登頂に白色5弁花を密生、オシベが細く長い。花色は紅色のほうが多い。
葉は、キョウカノコやシモツケソウの葉が掌状に5から7に深裂しているのとは異なり、先の尖った楕円形である。
ギャラリー
下野草 京鹿の子
シモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)   キョウカノコ(バラ科シモツケ属)
多年草で、本州中部以西、四国、九州の草原や湿原、山地に自生する。高さ20cmから100cm、綺麗なピンク色の花が一杯咲き、「高原の女王」といわれる。葉はシモツケとは違う。低地では気候土質など違って育ちにくいそうだ。 落葉低木でコシジシモツケとシモツケとの雑種との説もあり、野生は見つからない。自宅の庭ではシモツケよりやや遅れて咲く。シモツケによく似ているが、花はより繊細な感じ。オシベが長く突出しているので柔らかく煙ったようである。名前の由来は、鹿の子(カノコ)の絞り染めの感じに花の粒々が似ているからであろう。
参考文献
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修  成美堂出版 2004   335p
 花の名前辞典        浜田豊彦監修  大泉書店  2005   319p
 香りの草花ハーブ      大塚みゆき監修 日本放送協会出版1999 143p
「花おりおり」1-10巻   湯浅浩史 文 矢野勇ほか 写真 朝日新聞社 2000-2006  
 花ごよみ花だより      八坂書房編   八坂書房  2003   397p
 花ごよみ365         八坂書房編   八坂書房  2005   396p
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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