お火焚きとは
古くから、旧暦の11月に京阪地方で行われてきた火祭りを言う。京都の伏見稲荷神社のお火焚きの神事がよく知られている。
熊本の祐徳稲荷神社のお火焚きは、新嘗祭の夜の神事で、どちらも参拝者が多い。
日本三大稲荷のひとつともいわれる最上稲荷(岡山)では、家内安全など家族を守り、諸願の叶ったお札に感謝をこめて炊き上げる。火難除札も配られる。
能勢の妙見山では、古いお札やお守りに感謝の意をこめてお経とともに焚きあげる行事というから、やはりこれが当地の妙見さまのお火焚きに一番近いと思われる。
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妙見さまのお火焚き
規模も形式も宗派や土地柄により異なるが、ここ、西崎の妙見さまでは、外殿の社前に4本の青竹を立て、縄を張り中央に舟型の鉄の台を据えて各家庭にあったお札や木の仏具を燃やす。
5名の白衣の僧侶と、参拝の面々が心を合わせて読経をすると、1年の邪気を焼き祓うかのように火の勢いは増し、火が治まるころには、すがすがしささえ感じられるから不思議だ。
年末にふさわしい行事と言えよう。 |
石垣は地元の万成(まんなり)石
お火焚きは、階段を上がった上の段の拝殿の前の石畳で執り行われる。階段の両脇の石垣は切り込みはぎと呼ばれる石の積み方で、寸分の狂いもなく、隙間に草が生えることもない。
桜御影とも呼ばれる地元の万成石でできている。
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