
アキノキリンソウ−花・葉
(撮影:2002.10.20) |
*名称 |
アキノキリンソウ |
*撮影地 |
岡山市百間川河川敷 |
*科・属名 |
キク科アキノキリンソウ属 |
*性質 |
多年草(高さ50cmぐらい) |
*原産地 |
日本 |
*説明 |
花期、9から10月。
花色、黄。
山の日向に生える。茎は細くて強く、普通枝分かれしない。下半分は紫黒色を帯びる。頭花は葉のもとに短い穂になってつき、舌状花は黄色で小さい。根本の葉は群がってつき、長い柄があるが上の葉の柄は短い。 |
*別名 |
秋の麒麟草・アワダチソウ(泡立草) |
*参考情報 |
名は秋に咲くキリンソウの意味と、頭花が酒ができるときの泡立つようすに似るからという。 |
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アケボノソウ−花・葉
(撮影:2007.10.28)

アケボノソウ−群
(撮影:2007.10.28) |
*名称 |
アケボノソウ |
*撮影地 |
岡山県和気郡和気町岡山県自然保護センタ− |
*科・属名 |
リンドウ科センブリ属 |
*性質 |
2年草(高さ30から100cmぐらい) |
*原産地 |
日本に分布 |
*説明 |
花期、9から10月。
花色、白。
林間のすこし湿気のある土地に生え、西日本山地に多い。花は星形、各花弁には、すこし暗くてもよく見えるグリーン色の2点と紫黒色の細点とがある。この紋様を明け方の星に見立ててついた名。葉は長卵形で先が尖る。 |
*別名 |
曙草 |
*参考情報 |
センブリの花を大型にしたような花である。 |
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イシミカワ−実・葉
(撮影:2007.10.18) |
*名称 |
イシミカワ |
*撮影地 |
岡山市百間川河川敷 |
*科・属名 |
タデ科イヌタデ属 |
*性質 |
蔓性1年草(蔓の長さ3mぐらい) |
*原産地 |
日本全国に分布 |
*説明 |
花期、8から10月。
花色、淡緑。
湿地、路傍に生える。新芽の先に円形の小花を集合して咲く。球形の実は径5mmぐらい、グリーンからピンク、青へと実の色が変化する。葉は三角で底辺裏側を見ると、その内側寄りに葉柄が出ている。花茎の基部につく托葉は円形。茎、葉柄に逆向きの鋭いとげがあり何にでも絡らみつき離れないし痛い。 |
*別名 |
石見川・石膠 |
*参考情報 |
茎は蔓状でよく分枝し、しばしば地上を這い他の植物に絡んで育つ。名の由来は不明。 |
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イヌサフラン−花
(撮影:2007.10.15) |
*名称 |
イヌサフラン |
*撮影地 |
岡山市清心町 |
*科・属名 |
ユリ科イヌサフラン属 |
*性質 |
落葉高木(高さ6から10cmぐらい) |
*原産地 |
ヨーロッパ |
*説明 |
花期、10月。
花色、淡赤紫。
地下の球根からの細い花筒の先に、1から4個の花だけを開く。花径5cmぐらい、漏斗状、6弁、クロッカスに似ている。春、細長い葉を3から5枚を出す。球根は有毒で食べると呼吸麻痺を起こし死に至るという。 |
*別名 |
犬サフラン |
*参考情報 |
黒色球状の種子や球根は、アルカロイドの1種コルヒチンを含み痛風に効く。 |
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オオベンケイソウ−花・葉
(撮影:2002.10.7) |
*名称 |
オオベンケイソウ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属 |
*性質 |
多年草(高さ60cmぐらいまで) |
*原産地 |
中国 |
*説明 |
花期、9から10月。
花色、赤桃・ピンク。
花は全体で径20cm程度に集り茎頂で平らに広がっている。1つの花は5弁で星型。種子が出来ない。オオベンケイソウの葉は対生または3枚の葉が密に輪生。丈夫で繁殖力が強い。弁慶草名の由縁である。 |
*別名 |
弁慶草 |
*参考情報 |
店で鉢植えなどで売られている中国原産のものと、日本自生種のものとある。前者は明治中期に渡来、在来種を圧倒。在来種を探すのが困難なぐらいである。分類上中国原産のものをオオベンケイソウといい区別する。 |
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