ロゴ  岡山 月々の花 1月 −カ行
リストマーク 花の紹介
ガーデンシクラメン カンザキアヤメ グリンネックレス クロガネモチ
リストマーク 花の紹介
ガーデンシクラメン−花と葉
ガーデンシクラメン−花と葉
(撮影:2007.1.24)
シクラメン・コウム−群生
シクラメン・コウム−群生
(撮影:2007.3.15)
※京都府立植物園で撮影
*名称
 ガーデンシクラメン
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 サクラソウ科シクラメン属
*性質
 多年草
*原産地
 地中海沿岸
*説明
 花期、10月から4月。
 花色、白・淡紅・赤・ピンク・赤紫等。
 地下に根塊があり、長柄のハート形の葉をだす。葉の表面には、銀灰色の斑紋があり、裏面は、紫色である。
 ガーデンシクラメンは、冬に強い品種で冬の花壇には欠かせない。ミニシクラメンと区別のつきにくいこともある。
*別名 
 篝火花
*参考情報
 左の写真(シクラメン・コウム)は原生種として植物園で見かけたものである。花も葉もごく小形であった。
カンザキアヤメ−花と葉
カンザキアヤメ−花と葉
(撮影:2007.1.14)
カンザキアヤメ−群生
カンザキアヤメ−群生
(撮影:2007.1.14)
*名称
 カンザキアヤメ
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 アヤメ科アヤメ属
*性質
 常緑多年草
*原産地
 地中海沿岸から西アフリカ
*説明
 花期、1月から3月。
 花色、淡紫で黄褐彩。
 葉は、アヤメと違い冬も枯れないが、寒風に吹かれて、薄い花弁が破れることもある。
 形は、ほぼアヤメに同じであるが、全体に小ぶりである。
*別名
 寒咲きアヤメ
*参考情報
 寒い最中にアヤメが咲くので驚く人もいる。
(2006年は暖冬で12月末に開花)。花後、枯れた葉がいつまでも残るのが評判を落とすらしい。
 太田氏は、この花を40数年前に植えたが、以降少しずつ増えていき、毎年多くの花をつけているそうだ。
グリーンネッレス−花と葉
グリーンネックレス−花と葉
(撮影:2003.1.25)
*名称
 グリンネックレス
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 キク科セネキオ属
*性質
 常緑多年草・多肉植物
*原産地
 南アフリカ
*説明
 花期、1月から3月。
 花色、白。
 真珠ほどの球形で先が少しとがる葉には、水分が蓄えられており、乾燥に強い。よく育つと蔓状に茎が長く垂れ、ネックレスのように見える。挿し芽で殖やすこともできるが、寒さには、弱い。
*別名
 ミドリノスズ(緑の鈴)
*参考情報
 花よりユニークな形の葉を楽しむ。
クロガネモチ−実と枝葉
クロガネモチ−実と枝葉
(撮影:2007.1.14)
クロガネモチ−実
クロガネモチ−実
(撮影:2007.1.21)
*名称
 クロガネモチ
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 モチノキ科Ilex(カシ)属
*性質
 常緑高木
*原産地
 日本・東南アジア
*説明
 花期、5月から6月。
 花色、淡黄。
 関東以西から沖縄に分布する雌雄異株の植物。葉は互生し、革質。初夏、葉腋に出した長い花柄に、淡黄色の花を多数つけ、のち、鈴なりの緑の地味な実ができ、その後、赤熟して4月ごろまで残る。
*別名
 アクラ ・黒鉄モチ
*参考情報
 岡山市の市木であり、市内中心部のクロガネモチの別名をとった「アクラ通り」には、街路樹として植えられている。
 庭木としてもよく見かけるが、カイガラムシの被害に悩まされることも多いようだ。
 果実は、冬鳥(たいていはヒヨドリ)の餌になっている。
 クロガネ(黒鉄)とは若枝や葉柄がモチノキより黒ずむのに由来するからだといわれる。
リストマーク 参考文献
 岡山県自生植物目録      大久保一治著           1989  347p
 花ごよみ花だより        八坂書房編             2003  397p
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修           2004  335p
 花の名前辞典          浜田豊彦監修            2005  319p
 花ごよみ365            八坂書房編            2005   396p
「花おりおり」1-10巻        湯浅浩史 文 矢野勇ほか    2000-2006
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