ロゴ  岡山 月々の花 1月 − マ行・ラ行
リストマーク マ行・ラ行の花
マサキ マンリョウ ミニシクラメン ロウバイ
リストマーク 花の紹介
マサキ−実と葉
マサキ−実と葉
(撮影:2005.1.8)
マサキ−花と葉
マサキ−花と葉
(撮影:2002.6.17)
*名称
  マサキ
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 ニシキギ科ニシキギ属
*性質
 常緑低木(高さ3mぐらい)
*原産地
 日本・中国
*説明
 花期、6月から7月。
 花色、緑白色。
 各地の海岸付近に自生。葉は対生し、革質で艶があり厚い。新しい枝の葉の付け根に小花を多くつける。実は、冬に赤熟すると、開裂し橙赤色の種子が出る。
*別名
 正木・柾
*参考情報
 葉の緑と実の赤の対比が美しい木である。
 開花時には、昆虫などが多く集まるようだ。左の写真に写っているのは、蜂の一種である。
マンリョウ−実
マンリョウ−実
(撮影:2006.1.13)
マンリョウ−実と枝葉
マンリョウ−実と枝葉
(撮影:2006.1.13)
マンリョウ−花l
マンリョウ−花
(撮影:2000.8.10)
*名称
 マンリョウ
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 ヤブコウジ科ヤブコウジ属
*性質
 常緑低木(高さ大きいもので1mぐらい)
*原産地
 熱帯アジア・温帯アジア
*説明
 花期、7月から8月。
 花色、黄白。
 本州関東以南の樹林の中に生える。茎は直立し、葉は互生、長楕円形である。花は小枝の先に集まって咲く、5弁の小花で目立たない。実は赤熟し、冬から春まで残る。
*別名
 万両・白実(シロミ)・黄実(キミ)の万両
*参考情報
 縁起のいい名で正月によく用いられる。
 また、昔から観賞用、生け花用として庭に植えられてきた。
 ちなみに、センリョウ(千両)はセンリョウ科で両者の類縁関係はない。それに対し、同属のヤブコウジは、十両ともいわれ岡山県下でも山地などに自生している。また、カラタチバナを百両ということがある。
 なお、黄実のものもある。写真では黄実と赤実の2本が前後している。
ミニシクラメン−花と葉
ミニシクラメン−花と葉
(撮影:2007.1.24)
*名称
 ミニシクラメン
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 サクラソウ科シクラメン属
*性質
 多年草 
*原産地
 地中海沿岸
*説明
 花期、3月から5月および11月から2月。
 花色、白・淡紅・紅・ピンク。
 ミニという名のごとく、シクラメンが小形になったもので、大きさ以外の性質は、ほぼ同じである。ガーデンシクラメンとは違い、寒さには弱い。
*別名
 篝火花
*参考情報
 取り扱いやすいので、最近多く出回ってきたようだ。
ロウバイ−花と枝
ロウバイ−花と枝
(撮影:2007.1.17)
ロウバイ−花
ロウバイ−花
(撮影:2007.1.29)
ロウバイ−実と枝葉
ロウバイ−実と枝葉
(撮影:2007.1.29)
*名称
 ロウバイ
*撮影地
 岡山市関
*科・属名
 ロウバイ科ロウバイ属
*性質
 常緑小低木(高さは約3m)
*原産地
 中国
*説明
 花期、11月から2月。
 花色、黄色内側茶褐色。
 葉に先立ち、芳香のある蝋細工の様な光沢のある花が前年の枝の葉腋に咲く。花後出てくる葉は卵形で対生する。また、茶褐色の面白い形の実をつけ、なかには小さく黒い鼠の糞のような種子がある。
*別名
 蝋梅
*参考情報
 冬に咲く数少ない花の1つである。太田氏の周辺の家でも多く見かけるそうだ。
リストマーク 参考文献
 岡山県自生植物目録      大久保一治著           1989  347p
 花ごよみ花だより        八坂書房編             2003  397p
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修           2004  335p
 花の名前辞典          浜田豊彦監修            2005  319p
 花ごよみ365            八坂書房編            2005   396p
「花おりおり」1-10巻        湯浅浩史 文 矢野勇ほか    2000-2006
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