フサアカシア−木
(撮影:07.3..19)
フサアカシア−花・枝・葉
(撮影:07.3.19)
フサアカシア−実
(撮影:07.6.20) |
*名称 |
フサアカシア(アカシア) |
*撮影地 |
岡山市 |
*科・属名 |
マメ科アカシア属 |
*性質 |
常緑小高木(高さ5から15mぐらい) |
*原産地 |
オーストラリアを中心に南半球の亜熱帯・熱帯 |
*説明 |
花期、3から5月。
花色、黄。
フサアカシア
葉は羽状複葉、枝一杯に小さなボンボンのような球状の花を咲かせる。日本では関東地方より南の暖かい地方で庭木、街路樹として植えられる。5・6月頃にはマメ科らしい大きいさや豆がぶら下がるのが目につく。
ギンヨウアカシア
葉が銀白でミモザといわれるが、これはフランスでの称。成長が早く風に弱く枝が折れたりしやすい。植木のほかに切花にも使われ花屋ではミモザともよんでいる。 |
*別名 |
金合歓・ミモザ(銀葉アカシヤ)・花アカシア(ギンヨウアカシア) |
*参考情報 |
フサアカシアは結構大きくなるのでその場所を確保する必要がある。岡山市内でも庭木として植えられているのを見たことがある。ニセ(偽)アカシアという木があるが、同じマメ科でもハリエンジュ属。明治10年ごろ日本に紹介されたとき、間違って「アカシア」といわれたためこの名が残った。正しくはハリエンジュと属名でよばれるがあまり通用していないので、ニセ(偽)アカシアの名で通っている。北海道のアカシア並木もハリエンジュである。 |
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ボケ−花・葉
(撮影:07.3)
ボケ−花
(撮影:03.3.1)
クサボケ−木
(撮影:07.4.10)
*三徳園で撮影 |
*名称 |
ボケ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
バラ科科ボケ属 |
*性質 |
落葉低木(高さ1から2mぐらい) |
*原産地 |
中国 |
*説明 |
花期、3から4月。
花色、白・赤・紅・ピンク・シボリ。
ボケ
枝には棘があり、葉は先の尖った長楕円形、縁には鋭いギザギザ゙がある。花は5弁、葉の出る前に咲く。果実は8から9月ごろ、セイヨウナシに似た長さ8から10cmの卵球形の硬い果実を結ぶ。1度だけ1個の実が大きくなったので果実酒にしたことがある。平安時代に日本に渡来して全国に広がり、多くの園芸品種がある。
クサボケ
ボケの仲間で、全国各地の山野の日の当たるが所に多い。高さ30から60cm。朱色の五弁花を開く。葉には丸い托葉がある。ボケとクサボケの交雑種にスペルバがあり、ほかにも多くの品種が作られている。 |
*別名 |
木瓜・野木瓜(クサボケ) |
*参考情報 |
ボケの果実酒は果実酒の中で一番おいしいと聞いたので作ってみたが、渋みが抜けるのに日数がかかった記憶がある。 |
ボケ−果実
(撮影:07.7.22) |
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ミツガシワ−花・葉
(撮影:07.3.28)
ミツガシワ−花
(撮影:07.3.28) |
*名称 |
ミツガシワ |
*撮影地 |
岡山市瀬戸 |
*科・属名 |
ミツガシワ科ミツガシワ属 |
*性質 |
多年草(高さ30cmぐらい) |
*原産地 |
中国 |
*説明 |
花期、3から4月。
花色、白・赤紫。
やや小さい湖沼に生じ、葉はカシワに似た3小葉からなる複葉。春、根茎から花茎を出し多くの5弁の白花を総状につける。花は1cm余りと小さいが、星型の花弁は白い羽毛の突起で縁取られ花冠の中には毛を密につけ目につく。 |
*別名 |
三柏・三槲 |
*参考情報 |
寒冷期の遺在種。種の出土から、氷河期には低地の湖沼を広く埋めたと思われるが、今は関東以西では主に山地の湖沼などに点在するのみ。「各地の花」にミツガシワの葉のみ茂った写真を紹介している。 |
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ムラサキサギゴケ−花・葉
(撮影:07.3.18)
ムラサキサギゴケ−群
(撮影:97.4.11) |
*名称 |
ムラサキサギゴケ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ゴマノハグサ科サギゴケ属 |
*性質 |
多年草(高さ5cmぐらい) |
*原産地 |
日本・台湾・中国に分布 |
*説明 |
花期、3から5月。
花色、白・淡紅紫・淡紫。
茎は地面にへばりつく感じで、匍匐枝を地面に伸ばして繁殖する。びっしりと地面を這うようにして茂る。田や畦など日当たりのよく湿った場所を生育地としている。花の下唇に斑点あり異彩。 |
*別名 |
紫鷺苔 |
*参考情報 |
名の由来は、白花を小さいながらも 飛ぶ白サギに見立てた。 |
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