
ミヤコワスレ − 花・葉
(撮影:02.4.9) |
*名称 |
ミヤコワスレ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
キク科ミヤマヨメナ属 |
*性質 |
多年草(高さ20から50cmぐらい) |
*原産地 |
日本(関東以西に自生) |
*説明 |
花期、4から5月。
花色、白・ピンク・紫・淡紫。
野菊類は夏から秋に咲く花が多いが、この花は春に咲くので珍しい。花は茎の先に1つ咲く。 |
*別名 |
都忘れ |
*参考情報 |
鎌倉時代初期、順徳院が佐渡に流されて、庭の清楚な野菊を見て気に入られ、しばし都のことを忘れたという話から、島の人が「都忘れ」と名ずけたといわれている。 |
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ムベ − 花・葉
(撮影:07.4.17)

ムベ − 花・葉
(撮影:07.4.17) |
*名称 |
ムベ |
*撮影地 |
岡山市 |
*科・属名 |
アケビ科ムベ属 |
*性質 |
常緑つる植物(高さ5mぐらい) |
*原産地 |
本州から沖縄・台湾・中国南部の山地に自生 |
*説明 |
花期、4から7月。
花色、白で内側はエンジ色。
花は新葉が出る頃、葉腋から5から6本の長い 花梗が伸び、径25mm前後、反り返った花径約3cmの花が垂れ下がって咲く。花は単性花で雌花の方がやや大きい。葉は5〜7枚の小葉からなる掌状複葉で、小葉は楕円形で長さ5から6cmもある。岡山市では金山、龍の口山、湯迫等数箇所で確認されているのみ。果実はアケビに似ているが、熟しても縦に裂けない。しかし、食味はアケビに似が、より美味しいともいわれている。 |
*別名 |
郁子・野木瓜・トキワアケビ(常盤木通) |
*参考情報 |
「おめでたい木」として、庭に植えられることもある。 |
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ムラサキツメクサ − 花・葉
(撮影:04.4.14) |
*名称 |
ムラサキツメクサ |
*撮影地 |
岡山市 |
*科・属名 |
マメ科シャジクソウ属 |
*性質 |
多年草(高さ50cmぐらい) |
*原産地 |
欧州 |
*説明 |
花期、3から10月。
花色、赤紫。
この植物は、明治時代以降に牧草として導入された帰化植物である。種子とともに、地下茎でも繁殖する。小葉はシロツメクサよりも細長く、全体に毛が多い。花の色が赤紫色なので、ムラサキツメクサと呼ばれる。葉は3つに分かれた三出複葉であり、葉の中程に明瞭な白斑がある。ムラサキツメクサはシロツメクサに比べて草丈が高く、この違いが生育地の違いになっている。
*別名 |
アカツメクサ(赤詰草)・レッド・クローバー |
*参考情報 |
牧草・緑肥用。 |
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ヤグルマギク − 花
(撮影:02.4.9) |
*名称 |
ヤグルマギク |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
キク科ヤグルマギク属 |
*性質 |
1年草 (高さ30から60cm) |
*原産地 |
地中海沿岸 |
*説明 |
花期、4から5月。
花色、白・ブルー・ピンク・紫・青。
ほっそりとした茎の先端に花を咲かせ、日本でも切り花用として馴染みが深く、育てやすい植物。花の形が矢車に似ているところから「矢車菊」と呼ばれる。「矢車」とは鯉のぼりのポールの先端にある風車のような部分を指す。 |
*別名 |
矢車菊 |
*参考情報 |
寒さに強く、霜にもよく耐える。ヤグルマソウと言われることもあるが、ヤグルマソウはまた別の山野草。 |
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ヤマブキ − 花・葉
(撮影:07.4.29)

ヤマブキ − 群
(撮影:07.4.29) |
*名称 |
ヤマブキ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
バラ科ヤマブキ属 |
*性質 |
落葉低木(高さ1から2mぐらい) |
*原産地 |
日本全国の山野に分布、岡山県では内陸の吉備高原地域に多く分布している。 |
*説明 |
花期、4から5月。
花色、鮮黄。
鮮黄色の5弁花を開く。1重のものは野生で、八重のものは園芸種である。特に八重咲きが好まれ、よく栽培されている。白花のシロバナヤマブキもある。シロヤマブキは、ヤマブキに似た花を同じ頃に咲かせるが、4弁花で別属である。シロヤマブキ、ヤマブキの実は8月ごろ黒熟し、樹下に落ちて芽を出す。幹を細くのばし、多枝四方に広がる。葉は互生し卵形。
ヤマブキは古歌にも好んで詠まれ、しばしば蛙(かはず)とともに詠み合わせられる。万葉集では、この花に恋しい人の面影を重ねられた。 |
*別名 |
山吹 |
*参考情報 |
太田道灌と山吹の話はよく知られている。 「シロヤマブキ」は「1月の花」で紹介した。 |
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