
マツバギク − 花・葉
(撮影:07.5.15)

マツバギク − 群
(撮影:07.6.1) |
*名称 |
マツバギク |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ツルナ科マツバギク属 |
*性質 |
多年草 |
*原産地 |
南アフリカ |
*説明 |
花期、5から9月。
花色、桃・赤・紫・黄・白。
葉はマツバボタンに似た肉厚のある、短い葉を対生につける。木化した茎が広がり、地面を覆うように広がる。葉は松葉、花はキクに似ているのでこの名がついた。花色は桃が基本色で、八重咲きの品種もある。近縁種としては、小型のヒメマツバギクがあり、この花は桃紅色である。乾燥や寒さには比較的強く、生命力、繁殖力が非常に強いので、グランドカバ−にも適している。 |
*別名 |
仙人掌菊・サボテンギク |
*参考情報 |
庭の石垣のあたりに植えておけば、きれいな植物のフェンスができる。日が当たると開花し、夕方になると閉じる。 |
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マユミ − 花・葉
(撮影:02.5.4) |
*名称 |
マユミ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ニシキギ科ニシキギ属 |
*性質 |
落葉小高木(高さ3から10mぐらい) |
*原産地 |
日本 |
*説明 |
花期、5から6月。
花色、緑白。
木材としては、弾力があり、かつ堅硬なので、昔は弓の材料に使われた。また、秋に熟す実も特徴がある。4弁花の小花を多数つけ、角の生えたような4裂の果実を結ぶ。 |
*別名 |
真弓 |
*参考情報 |
県北の森林公園のマユミの林は紅葉が美しい。 |
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モチツツジ − 花
(撮影:02.5.30)

モチツツジ − 花
(撮影:07.5.14) |
*名称 |
モチツツジ |
*撮影地 |
岡山市操山公園 |
*科・属名 |
ツツジ科ツツジ属 |
*性質 |
半落葉性低木(高さ2mぐらい) |
*原産地 |
北半球の温帯を中心に分布 |
*説明 |
花期、4から6月。
花色、淡紅紫・淡紅色。
本州中南部の丘陵に自生。岡山県の備前、美作等、県東半部の山地に自生する。庭に植えられていることもある。蕚はせん毛があり、ねばねばする。ミヤコツツジは、モチツツジとヤマツツジとの雑種。 |
*別名 |
餅躑躅 |
*参考情報 |
キレンゲツツジは「各地の花」に紹介、「4月の花」に「ドウダンツツジ・コバノミツバツツジ・ツツジ」を紹介。 |
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ヤナギラン − 花・葉
(撮影:97.5.15) |
*名称 |
ヤナギラン |
*撮影地 |
岡山市 |
*科・属名 |
アカバナ科ヤナギラン属 |
*性質 |
多年草 (高さ1.5mぐらい) |
*原産地 |
北半球の山地・原野に広く分布 |
*説明 |
花期、6から8月。
花色、紅紫。
地下茎を伸ばしながら、よく繁殖する植物。葉の長さは8から15cmぐらい。茎頂に長い花穂をだし、花は下の方から上の方へ、徐々に咲いていく。花は、花径3cmぐらいの4弁花。種子は長い白毛があり風に乗ってよく飛散する。名前の由来は、葉の形が柳のように見えるからといわれる。 |
*別名 |
柳蘭 ・ヤナギソウ |
*参考情報 |
森林の伐採地や火事の後、いち早く群生するパイオニア植物で、他の植物が育ち始めると、姿を消す特徴がある。 |
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ヤブテマリ − 花
(撮影:03.5.4) |
*名称 |
ヤブテマリ |
*撮影地 |
岡山県和気郡和気町
岡山県自然保護センター |
*科・属名 |
スイカズラ科 ガマズミ属 |
*性質 |
落葉小高木(高さ2から6mぐらい) |
*原産地 |
日本・中国 |
*説明 |
花期、5から6月。
花色、白・緑黄は両性花。
枝は横に広がる。葉は対生し、先の尖った卵形、縁には鈍い鋸歯がある。直径5から10cmの花房の中心部には 雄しべと雌しべのある小さな両性花が多数集まり、そのまわりを装飾花が取り巻いている。花は手毬のような形をしている。 |
*別名 |
藪手毬 |
*参考情報 |
谷間や沢沿いなどに多い。 |
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ユウゲショウ − 花・葉
(撮影:07.5.18)

ユウゲショウ − 群
(撮影:07.5.18) |
*名称 |
ユウゲショウ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
アカバナ科マツヨイグサ属 |
*性質 |
多年草(高さ20から30cmぐらい) |
*原産地 |
南米・北米南部 |
*説明 |
花期、5から9月。
花色、薄紅
世界の温暖な地域に広く分布する。茎には柔毛があり、葉はやや広い披針形で互生する。茎上部の葉の脇から直径1から1.5cmの花をつける。花は四弁花、紅色の脈が花に入っている。中心部は黄緑色である。やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂する。 |
*別名 |
赤花夕化粧 |
*参考情報 |
日本には、明治時代に鑑賞用として移入されたものが関東地方から西で野生化しており、道端や空き地でも良く見かける。 |
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ユキノシタ − 花
(撮影:97.5.16)

ユキノシタ − 群
(撮影:05.5.25 ) |
*名称 |
ユキノシタ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ユキノシタ科ユキノシタ属 |
*性質 |
常緑多年草(高さ20から30cmぐらい) |
*原産地 |
日本・中国 |
*説明 |
花期5から6月。
花色、淡紅。
湿気の多い岩場や沢の石の間、山地の樹下に自生する。葉は地面を這うように広がる。葉の裏の表皮には赤い色素を含んでいる。葉は円形に近く、肉厚で、枝を出して増えていく。花は5弁で、上の2弁は小さく、長さ2から3mm、下の2弁は白色で15から20mmで大きくとても美しい。人家の近くにも分布する。 |
*別名 |
雪の舌・虎耳草 |
*参考情報 |
古くから薬草として用いられた。生葉をもんで凍傷・火傷に使われた。山菜料理として、葉を天ぷらにしたりもする。 |
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レモンバ−ム − 花・葉
(撮影:97.5.16)

レモンバ−ム − 群
(撮影:07.5.12) |
*名称 |
レモンバ−ム |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
シソ科ヤマハッカ属 |
*性質 |
多年草(高さ50から70cmぐらい) |
*原産地 |
南欧 |
*説明 |
花期、5から7月。
花色、白。
葉にはレモンに似た強い香りがあり、ハ−ブティ−やアロマテラピ−に利用される。葉の長さは8cmくらい、幅の広い卵形で対生して生える。縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、毛が生えている。花は1cmくらいの白い円筒形で、あまり目立たないが、蜜は豊富である。 |
*別名 |
セイヨウヤマハッカ |
*参考情報 |
地中海沿岸地方では蜜源植物として栽培され、2000年の歴史があるという。 |
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