
ギボウシ−花・葉・茎
(撮影:02.6.27)

ギボウシ−花・葉
(撮影:03.6.1) |
*名称 |
ギボウシ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
ユリ科ギボウシ属 |
*性質 |
多年草(高さ約20から50cmぐらい) |
*原産地 |
日本・中国 ・東アジア |
*説明 |
花期、6から9月。
花色、白・桃・青・薄紫。
庭などにもよく植えられている。葉脈の部分が筋状で、美しい模様となっている。葉の長さは30cmほどで、斑の入ったものや、黄葉などの品種もあり、可憐な花を咲かせる。日本海側の山地に自生し、葉は大きく粉白色を帯びている。スジギボウシは葉に白い筋が入り,全国に分布する。日本が世界で1番野生種が多い。庭の片隅の花といったイメ−ジが強いのは、1つには猛暑と強い光が苦手で日焼けするからである。北米ではガ−デニングの主役。長い茎を出し、ロ−ト状の花を房状につける。利尻島南浜湿原で、7月末タチギボウシをみた。ギボウシの若葉は食用になるそうだ。葉は葉柄が長く幅が広い。丈のずっと小柄のものもある。 |
*別名 |
擬宝珠・ギボシ・ヤマカンピヨウ |
*参考情報 |
名前の由来は、つぼみの形が「橋の欄干の擬宝珠」に似ていることから。 |
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クチナシ−花・葉
(撮影:02.6.14.)

クチナシ−花・葉 (撮影:07.6.27) |
*名称 |
クチナシ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
アカネ科クチナシ属 |
*性質 |
常緑低木(高さ2mぐらい) |
*原産地 |
本州(静岡県以西)・四国・九州・琉球諸島・台湾・中国・インドシナに分布 |
*説明 |
花期、6から7月。
花色、白。
純白の香り高い花を咲かせる。花径10cmまでで野生種は白い一重で星型に咲き、冬に緋赤の実をつける。くちなしの実は初冬の風物詩だが八重の品種は実をつけない。 |
*別名 |
梔子・口無し |
*参考情報 |
くちなし色とは、クチナシの実の緋赤を帯びた黄色のこと。クチナシの実は染料に用いる。 |
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クマイチゴ−実
(撮影:03.6.15) |
*名称 |
クマイチゴ |
*撮影地 |
岡山県和気郡和気町岡山県自然保護センター |
*科・属名 |
バラ科イチゴ属 |
*性質 |
常緑多年草 |
*原産地 |
地中海沿岸 |
*説明 |
花期 3から4月。
花色、白。
茎や葉柄には扁平で下向きの刺がある。葉は単葉で互生、広卵形で長さは10pほど。3から5に中・深裂し幅は4から14cm。葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色。 |
*別名 |
熊苺 |
*参考情報 |
熊が食べるようなイチゴという意味。果実は食べられる。 |
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グラジオラス−花
(撮影:98.6) |
*名称 |
グラジオラス |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
アヤメ科グラジオラス属 |
*性質 |
多年草・球根植物(高さ40から150cmぐらい) |
*原産地 |
地中海沿岸 |
*説明 |
花期、6から10月。
花色、白・黄・赤・2色以上のもの等多彩。
花の径が15cmもあるゴ−ジャスな雰囲気のものから、小型ですっきりとしたものまで、変化に富んでいる。ラテン語で「小さな剣」を意味するのは、葉の形や花序からきたものである。直立した茎の上部に1から数10個の漏斗状の花が同じ方向に穂状に並ぶ。 |
*別名 |
トウショウブ・オランダアヤメ |
*参考情報 |
花は葉の下から上へ咲き上がり緑の葉も長く楽しめる。 |
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クララ−花・葉
(撮影:03.6.1) |
*名称 |
クララ |
*撮影地 |
岡山県和気郡和気町岡山県自然保護センター |
*科・属名 |
マメ科エンジュ属 |
*性質 |
多年草(高さ1.5mぐらい) |
*原産地 |
本・四・九州・朝鮮半島・中国・シベリアに分布 |
*説明 |
花期、6から8月。
花色、黄・黄赤・橙・赤。
普通草原や河原に生えるこの花が、道路沿いの土手に生えていた。株状に枝を多数出す。根をかむと非常に苦く目が眩むので命名された。根を秋か冬に採取し、刻んで日干しをして保存する。 |
*別名 |
眩草(クララグサ)・苦参 |
*参考情報 |
虫下しや痔・健胃用に利用。 |
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コバンソウ−花・葉・実
(撮影:03.6.1) |
*名称 |
コバンソウ |
*撮影地 |
岡山市関 |
*科・属名 |
イネ科コバンソウ属 |
*性質 |
1年草(高さ10から20cmぐらい) |
*原産地 |
欧州 |
*説明 |
花期、5から7月。
花色、淡紫。
野生化したものが一部海岸付近で見られる。コバンソウの名前は、細い小枝に垂れ下がる花の形が小判に似ているから。日本では海沿いの砂地分布。
薄グリ−ンで矢玉の形のような花を沢山つける。畑地や庭の雑草で暖地に生える。 |
*別名 |
小判草 |
*参考情報 |
明治年間に渡来した帰化植物。観賞用に栽培され、ドライフラワ−として用いられる。 |
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