クリックするとトップページに移動します   ** 白石島(シライシジマ) (岡山県笠岡市) **
白石踊り − 踊り唄夜の海の底までも
島のお地蔵様
       島のお地蔵様
白石踊に引かれて

〔吟行・撮影 平成17(2005)年7月〕

 白石踊に魅力を感じていたとはいえ、連日の猛暑に海辺へ行くのは躊躇〔ちゅうちょ〕していたが、まるで島に引っ張られるように出かけた。


ボート
ボート
         弁天島
                   弁天島         
  夕方、少し辺りが薄暗くなった頃、浜辺に大太鼓が一つ置かれ踊り手を待つばかりになり、胸が高鳴る。男踊、女踊、奴踊、扇踊がよく響く音頭と若者の太鼓の伴奏を中心に一つの輪になって始まった。
夕べの浜
夕べの浜
踊りの仕度
    踊りの支度
  闇に金色の扇がしなやかに動くのを見つめていると、不思議な空間に酔っている気分になってきた。音頭取りの立てている大きな傘の上に仏の精霊が集まってきたからかもしれない。そして普段は作ったこともない短歌が浮かんだのも精霊の導きなのだろうか。
出番を待つ太鼓
出番を待つ太鼓
夜の浜白石踊りの輪の中は時空を越えて御霊宿りぬ
新聞によれば 白石中学校は「朝日のびのび教育賞」に2005年選ばれたという。国指定重要無形文化財の「白石踊り」を教育に取り入れ、島以外のイベントや伝統芸能フェスティバルなどで成果を披露して生きる力をはぐくんだことが認められたそうである。
 踊りの支度を手伝う島の先輩と若い太鼓打ちの様子にほのぼのとした温かさが感じられた。
日暮れの弁天島
日暮れの弁天島
白石島で詠んだ句
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