クリックするとトップページに移動します   ** 高島(タカシマ) (岡山県笠岡市) **
真奈井 − 寒の山真奈井の水の豊かなり
冬木
          冬木
高島に海の幸食べ女正月

〔吟行・撮影 平成16(2004)年1月〕
 新年の賑わいも去り、小春日和の一日を高島へ。高島は笠岡からバスで神島まで30分、そして神島外浦港から船で5分。
 無土器時代の遺跡もあり古代の海上交通の重要地点であったという。
遺跡
遺跡
         水神
                   水神           
 港に着くと牡蠣小屋から楽しそうな笑い声が聞こえてくる。牡蠣打ちのナイフを持つ手は休むことなく動かされ、たちまち山のような牡蠣の殻が積み上げられていく。
 海岸沿いの道をしばらく歩いて神武天皇を祭っている高島神社の鳥居をくぐり山の中へ。
蛸壺
蛸壺
牡蠣筏
         牡蠣筏 
 神武天皇が天つ神にお供えする水に用いられたと伝えられる霊泉「真奈井」がある。正月用に飾られたのだろうか、まだ新しい注連飾りが井戸の蓋に掛けられていた。
 正月太りの身には少々辛い石段を登りきると神武天皇が吉凶を占ったとされる神ト山の山頂に着く。巨大な自然石で建てられた高島行宮遺跡碑が目を引く。
水仙
水仙
 ペンションまでの遊歩道を約1時間。その間、たくさんの石仏と出合い、牡蠣筏の浮かぶ海を木々の間から左右に眺め島の景色を楽しんだ。
 ペンションではオーナー自慢の活魚料理が並べられた。さすがに旬の牡蠣は甘みがあり美味しかった。最後に雑炊を各自の好みでということになったが それぞれの薀蓄〔うんちく〕が実に面白かった。良い女正月となった。 島の昼
島の昼
高島で詠んだ句
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