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岡山の節分草 − トップページ |
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はじめに | |
セツブンソウは早春、早いものでは「節分」の頃から咲き始める。 岡山県内でも美作市田殿〔たどの〕・河会〔かわい〕、岡山市紙工〔しとり〕、建部町、高梁市布寄〔ふより〕、新見市豊永〔とよなが〕等多くの自生地がある。 ほとんどの場所が北向きの方向にあって、南斜面の自生地は数少ない。 自生地の大半が、神社の境内、墓地の近く、栗林の下と普段から人が手を入れて管理しているところが多く、草ぼうぼうと荒れ放題の場所ではほとんど見られない。 人が、農耕をして家の近くの草刈をしたり、栗を拾うために下草を刈ったりして環境を整えているところにしか残っていないのが現状で、今後も人の手を借りながらお返しとして美しい姿を見せてくれるであろう。 |
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![]() (英田町(現美作市)河会の節分草 05/02/08撮影) |
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フォトギャラリー | |
収録写真一覧リスト ※18枚の写真で節分草を紹介しています。 |
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節分草(セツブンソウ)について | |
キンポウゲ科セツブンソウ属 日本の中部地方及びやや西部によったところの山地の木陰などに群生する小型の多年草。 石灰岩地を好み、地下に球状で径1.3cmから1.5cmの塊茎が1個ある。 春先にいち早く芽を出し、節分の頃開花するのでこの名がある。 標準的な花は、花枝の先に白色で5個の花弁状のがく片をつけるが、変わり花も多く見られる。 |
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参考文献 | |
『原色 茶花大事典』 青山清/編 (1987年) 『新訂 牧野新植物図鑑』 牧野 富太郎 (2000年) |
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共同制作者(写真及び資料提供者) | |
稲岡 勝氏 |
制作:岡山県立図書館 著作権は、岡山県に属します。画像等の無断転用は、ご遠慮ください。 ※この作品は、岡山県立図書館メディア工房にて稲岡 勝氏と共同で制作しました。 |
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〔岡山県立図書館メディア工房:平成18(2006)年〕 | |
※『デジタル岡山大百科』とは、岡山県立図書館が運営する郷土岡山に関するさまざまな情報をインターネット上で提供する電子図書館システムのことをいいます。 |