◆説明 |
「大谷金神」 |
金光教は安政6(1859)年に、教祖生神金光大神(こんこうだいじん)が天地金乃神(てんちかねのかみ)から立教神伝を受けて取次奉仕に専心したことから始まる。
信仰の永続を願って教団組織が進められる中、教祖没後の明治18(1885)年に神道金光協会を設立。明治33(1900)年に金光教として独立の教団が成立した。
大正10(1921)年2月に大教会所が新築落成するも、同14(1925)年4月に炎上。翌15(1926)年2月には大教会所仮神殿が竣工している。
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「宗忠神社」 |
岡山市上中野にある黒住教の開祖黒住宗忠大明神を祀る神社。明治13(1880)年着工、18(1885)年竣工。3万6千人以上の寄進浄財と多数信者の労力奉仕によって完成した。
黒住宗忠は安永9(1780)年11月26日に宗繁の3男として生まれる。
文化11(1814)年11月11日の冬至の朝、宗忠は太陽を拝し神人一体の霊感を得た。これを「天命直授」と呼び、黒住教ではこの日を開顕の日としている。
宗忠は嘉永3(1850)年2月25日に死去。安政3(1856)年3月8日に朝廷から「宗忠大明神」の神号を賜り、やがて従四位下の神階を贈られた。
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◆参考文献 |
「大谷金神」について |
『金光大神』 金光教本部教庁 2003
『金光町史 本編』 金光町史編纂委員会編 金光町 2003
『金光教年表』 金光教本部教庁 1986
『写真集 明治大正昭和 浅口郡』 森脇正之編 国書刊行会 1984
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「宗忠神社」について |
『岡山市史 宗教教育編』 岡山市史編集委員会編 岡山市 1968
『岡山大元宗忠神社略誌』 宗忠神社々務所 1940
『黒住宗忠』 原敬吾著 吉川弘文館 1987
『開講百三十年記念誌』 黒住教林野教会所 2004
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