藤戸合戦の古戦場をたずねて　−　源平合戦ゆかりの地

	名称（ヨミ）	清滝（キヨタキ）
	場所	倉敷市粒江

−　清滝七つ池（撮影：堀家純一）　−

	説明	腸川をさかのぼったところの、「七つ池」がある谷間が清滝である。 源平藤戸合戦の時に平氏の山の手の陣所があったと伝えられる。 藤戸合戦に敗れた平氏軍のうち、この谷にいたものは、北側から迫る源氏のため、藤戸海峡を船で逃げることができず、この谷の奥を南に山越えして（現在の広江から水島をとおって）、屋島に落ちのびたという。
	参考情報	瀬戸中央自動車道の完成後は、自動車が近くを走るようになった（粒江パーキングエリアはすぐそば）が、かつては、静寂な自然に包まれた地であった。

	参考文献	『観光案内　倉敷　総集編・前編』　安原　秀魁／編　（1977年）　171p 『藤戸　謡曲の舞台を訪ねる』　 小出　公大／著 　（1984年）　52p 『藤戸　岡山文庫』　原　三正／編著　（1991年）　173p 『岡山県万能地図』　山陽新聞社　（2006年）　255ｐ

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