吉備 真備(きびのまきび)
(695〜775)
奈良時代の政治家、学者。 遣唐留学生、また、遣唐副使として二度にわたり入唐(足かけ18年間滞在)し、唐文化の輸入につとめ、その知識を政治に反映させていった。 また、武器、兵学にもすぐれ、軍事改革にも携わっていたと考えられている。 父祖の出身地である備中国下道郡(現吉備郡真備町周辺)との結びつきは強く、右大臣と備中国下道郡大領を兼ねていたこともあった。
「吉備大臣入唐絵詞断巻」 (岡山県立博物館蔵) 画像等の無断複製・転載・改変・放送等は禁じられています。 画像をクリックすると詳細画像が見られます。
「おかやま人物往来」へ戻る