竹久夢二肖像 |
竹久 夢二 (1884〜1934) 画家、詩人。邑久郡本庄村佐井田(現邑久町)の酒屋に生まれた。 上京後、早稲田実業学校に入学するが専攻科を中退し、文筆と絵の仕事をつづける中、新聞の挿絵で人気を得、絵はがき「月刊夢二カード」「夢二画集」などを発行した。大きな瞳に憂いをふくんだ独特の表情をした女性「夢二式美人」を描く画家として知られ、「山へよする」「女十題」「長崎十二景」など数々の傑作を残した。また、感傷的な詩文でも知られ、「宵待草」は曲がつけられ、全国に広がった。 23歳の時に岸たまきと結婚し二児をなすが、その後、笠井彦乃と結ばれた。しかし、4年ほどで彦乃は病に倒れ、彦乃をなくした夢二はそののち数々の女性を愛したことでも有名である。1931年、アメリカ、ヨーロッパへ渡るが帰国後健康を害し、1934年、波乱の一生を終えた。 |
【参考資料(岡山県立図書館所蔵)】
【画集(岡山県立図書館所蔵)】
【詩・文集(岡山県立図書館所蔵)】
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