《解説》 池田家譜と備前池田家系譜   (KW288/9)


 『池田家譜』は池田信輝の事績から始まり,輝政,利隆,光政,綱政と歴代池田家当主の事績が続き,最後は章政で終わっている。その後に分家家譜が付けられ,信輝の子である之助,長吉,輝政の子である輝澄,政綱,利隆の子である恒元の事績が記されている。
 『備前池田家系譜』は岡山藩主の分家,鳥取藩主とその分家,末家と呼ばれる池田家から出た旗本が紹介されている。その後に親類衆として岡山藩主と姻戚関係や養子関係,相聟関係のある大名家が並んでいる。


※参考文献
 「寛政重修諸家譜」(続群書類従完成会)
 石坂善次郎編「池田光政公伝上巻」(昭和7年)