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しいたけの原木栽培
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しいたけの原木栽培について記載のあった、以下の資料を紹介した。
①『しいたけ生産技術指針』
P7「栽培に適する樹種と利用状況」の項目に、「全国的に最も多く使用されている樹種はナラ類であり、地方によってはクヌギを主体にした地域もある」とある。また、「最も適する樹種は、クヌギ・コナラ・ミズナラであり、これに次ぐものには、ナラガシワ、ノグルミ(ノブ)・アベマキ・カシ類・シイ類などがあり、樹種により、発生量に差が認められるので単位当たりの発生量の多い樹種を選ぶようにする。」とある。
P8には、「樹齢と材質及び原木の大きさ」の項目があり、原木に適する樹齢や大きさも紹介されている。
②『菌床シイタケのつくり方』
P33「原木栽培の特徴」の項目に、「栽培に使用される樹種は、林野庁の統計からみると、コナラ、クヌギで九八%を占めており、他の樹種の利用はきわめて少ない。」とある。
③『キノコの営利栽培』
p33「表1 キノコが栽培可能な樹木の種類」の「シイタケ」の項目には、「クヌギ、コナラ、シイ」が最適で、次に適するものが「アベマキ、カシ類、カシワ、シデ類、ミズナラ」、やや適するものが、「クリ、サクラ類、タブノキ、ハンノキ、ヤシャブ」と紹介されている。また、p41シイタケ(長木栽培)の項目には、「原木の種類」として、「シイタケ栽培に適する原木は、ナラ類、クヌギ、カシ類等のドングリの成る木を使用する」とある。
④『年中発生高収益シイタケ栽培法』
p32「原木の種類」の項目に、シイタケの発生する樹種が挙げられている。「コナラ、クヌギ、オオナラ、ミズナラ、シイ、カシ、アベマキ、クリ、カシワ、ハンノキ、ハゼ、フジ、ヤマハゼ、シデ、ノブノキ、ヤマモモ、ヤナギ、ブナ、タブ、クルミ、カキ、クワ、ヤシャブシ、タイワンフウ」そのなかでも、発生量が多く、品質香味ともに良好なものを産する樹種は、「コナラ、クヌギ、オオナラ、ノブ、シデ、アベマキ、クリ、シイ、カシワ」と記載されており、最も適した樹種は、「コナラ、クヌギ」と紹介されている。また、「第5章 シイタケ栽培の原木」のなかでは、地方別にみた最適樹や不適樹、原木の樹齢、原木の太さについても触れられている。
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