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VRの活用例

しつもんないよう

VR(Virtual Realityの略。仮想現実)の活用例についてわかりやすく載っている児童書が見たい。

かいとうないよう

①『よくわかるVR』には、VRの技術について、「くらし」「あそび」「学校」「仕事」の4つの分野に分け、「自分の部屋にいながら友だちと会える」や「現実の自分とはことなる自分になれる」や「理科の実験が安全にできる」や「機械操作などの訓練ができる」など、多岐にわたる活用例が紹介されている。

②『こんなにスゴイ!未来のせかい』には、VRの技術について、「これまではエンターテイメントを中心に利用されていたが、現在は医療や教育など各分野でも活用されている。例えば、アメリカの大学病院では、医者を目指す学生たちがVRのゴーグルを装着して外科手術シミュレーションを行ったり、臓器の細部を観察するのに利用している。また、長期入院や療養生活のストレス緩和や、痛みを伴う治療の際にもVRが活用されているんだ。」とある。また、「教育の分野では、VRを使った多接続リモート授業の実施も始まっている。ほかに地震や台風などの自然災害のシミュレーションをVRで行ったり、火災時の避難訓練にVRを活用してリアルに近い体験を行う」などの活用例が紹介されている。また、「新型コロナウイルスが加速させたVRのニーズ」について、「VRはこれまで以上に注目されて、ニーズが加速されている。」とあり、「従来行われてきたリアルな展示会やイベントをVRで行ったり、(中略)「バーチャルマーケット4」では、休業中の実店舗では働けないショップの店員がVR空間の店で接客するという取り組みを行ったり、」など、様々な例が紹介されている。

③『コンピューターってどんなしくみ?』には、「実用化が進むVR・AR」の項で、「ウェアラブル・コンピューターの発達とともに注目されるのが「VR(ブイアール)」※1と「AR(エーアール)」※2の技術。名前は似ているけれど、まったく違うデジタルテクノロジーだ。」とあり、それぞれの説明の記載がある。「※1Virtual Reality→仮想現実。CGなどによってつくられた仮想の世界を現実のように体験させる技術」「※2Augmented Reality→拡張現実。現実の世界の中に、映像や画像などの情報を重ねて表示する技術」また、「VRヘッドセットをかぶると、まるでゲームの世界に入りこんだような体験ができる。ほかにも映画や音楽ライブなど、エンターテイメントの世界でよく使われるようになっているよ。さらにVRは、職業訓練で実用化が進んでいる。バーチャルな宇宙ステーションで宇宙飛行士の訓練を行ったり、VR空間に作った危険な災害現場で救出ロボットの操作を特訓したり、患者の体内を再現して手術のシミュレーションをしたり、よりリアルな練習ができるわけだ。」との記載がある。
代表的な一例として、「ソニー・インタラクティブエンタテイメントのVRシステム」「HoloEyesが開発する医療用のVRシステム」「グーグル社が開発したグーグルグラス」などが紹介されている。

かいとうかん・かいとうだんたい

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VRの活用例

(ブイアールノカツヨウレイ)

かいとうしたとしょかんまたはだんたい
かいとうしたとしょかんまたはだんたい

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

じょうほうげん(かいとう)
じょうほうげん(かいとう)

①『よくわかるVR』 PHP研究所,2019,63p. 参照はp.26-58.
②『こんなにスゴイ!未来のせかい』 東京書籍,2020,109p. 参照はp.92-93.
③『コンピューターってどんなしくみ?』 誠文堂新光社,2018,155p. 参照はp.142-143.

NDCぶんるい
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547:通信光学 電気通信 インターネット

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