明治時代の印刷物 − 文明開化の頃のデザイン −
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※ 記載文字
〔右側文字〕
 明治二五年二月一七日

〔下側文字〕
 美作国久米南条郡弓削村
  大字弓削
 沼本佐太郎

〔左側文字〕
 量目五十匁定価
※ 参考
 「美作国久米南條郡弓削村大字弓削」とあり、現在の久米南町弓削のこと。
 なお、久米南條郡とは、近世以降の郡名で、位置は、岡山県のほぼ中央で、美作国に属していた。また、明治33(1900)年に、久米郡の一部となった。
 莨は「刻みたばこ」のことで、画像は、その包み紙と思われる。
 1匁は、3.75グラムであり、50匁は、187.5グラムに相当する。
 なお、「刻みたばこ」とは、きせるに詰めて吸うたばこのことである。
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 〔岡山県立図書館〕
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