明治時代の印刷物 − 文明開化の頃のデザイン −
◆◆  引札 : 金川(かながわ)その1  ◆◆ 


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※ 記載文字
 免許薬種
 各国諸家売薬
 取次販売
 各種染草色粉類    商
 質 古着
 生紺反物類

 岡山県津高郡金川駅
 表町通
 岡盛彌太
※ 参考
 明治27(1895)年発行。金川駅前の商店の引札である。
 染草とは、染料として用いる草、色粉とは、粉状の顔料をいい、これらが販売されていることから、当時は、各家庭においても簡単な染め物を行っていたらしいことがわかる。
 なお、反物とは、和服などを一着分をつくる量をもった一枚物の布のこと。
 また、金川村は、この時点では津高郡であるが、まもなく御津郡に変更(明治33(1901)年)になる。
 引札には、紙幣を模したデザインの真ん中に鯛を持った恵比寿が描かれている。

※中国鉄道津山線(現:JR津山線)の開通は、明治31(1899)年12月21日であるが、引札の発行はそれより以前になっている。このいきさつは不明。
※参考文献
 『角川日本地名大辞典』角川書店(1989年)
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 〔岡山県立図書館〕
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